豪鬼

解りやすい
大体話の流れは「キスおと」と似ている。今回は相手が少年に変わっただけだ。
まず、出だしから共感できないことの連発。会社をリストラされたから死にたくなる気持ちは解る。しかし、残される妻子はどうなるの?主人公のあまりに身勝手な行動に共感できず、更に落としたお稲荷さんを社にお供えする行動はひく。
致命的が少年の正体。伏線が解りやすい。もう少しひねって欲しかったと言うのが正直な感想。
生きていればいつか笑える時期がくると言っていたが、努力しないと無理。少し無責任さを感じた。
本当に自殺をしようと考える人間は妻子など恵まれた環境にいない。借金地獄や少し前に話題になった年越し派遣村で過ごすされたような住む家さえも今日食べる物さえも不安を抱かえているような奈落の底に落とされた人が考える行為でこの作品はややリアリティーに欠けてる気がした。貴方がもしその人らを希望に導けるなら貴方は本物だと思います。
今後に期待します。