緑茶
不器用なおとなたち
すごい統一感!!
それが読み切った時の素直な感想でした。
最初のポストイットから犬のシール。171ページの描写に無駄な言葉、無駄な要素などひとつもありませんでした。
大人だと思っていた先輩も本当は余裕なんて無くて、きっと四葉社の代表さんも、皆必死で一生懸命“社会人”やってるんだって、シオリの思考に読み手の発見がリンクする思いを味わいました。
学生さんには分からない、社会人ならではの苦悩に胸がぎゅっとなりました。
つまずいて、時には転んで、それでも顔を上げて背筋を正し明日も駆け抜けなきゃいけない社会人。
がんばってる!!
みんながんばってるんだよ~!!
子どもみたいに時々不器用で、いつもかっこよくなんて居られない。でもそれは決して悪い事なんかじゃない。
それが、“大人”なんだよ!
と、しみじみ思いました。
カズトの器の広さに感動です。
でも、もう少しシオリには喋れるようになって欲しいです(笑)
色んな層の色んな方に読んで欲しいです!!