作品コメント
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- 霜月あき
幸せは壊された
レビュー失礼します。
心に傷を持った冬樹。ある日、一つの絵画に出会って心救われる。
その絵画を書いた若き画家が通っているという大学に行った冬樹は、天才といわれる椎名響平に出会う。
物語がまるで一つのドラマを見ているかのように細かく、繊細です。
また、珍しい三人称で進む物語。平等な視点でそれぞれの考え、想いを読み取ることが出来ます。
作者様の構成には感服です。物語がどのように進むのか全く予想出来ません(^_^;)
2も更新を楽しみにしています。
頑張ってくださいね\(^O^)/ - 如月 志乃
甘く切ない
内容がぎっしり詰まっているのにひとつひとつ情景や心理が思い浮かぶのは、作者様の描写や言葉選びがとても丁寧だからだと思います。
透明感溢れる文体が大好きです!
読むたびにうっとりさせてもらってます。
冬樹を取り巻くしがらみがこの先どうなっていくのか、何を選ぶのか。
結末を見届けるまでは目が離せません。
まずはVol.1の完結おめでとうございます。Vol.2も更新を楽しみにしています。
頑張って下さい! - 高瀬なるみ
美しくてどこまでも切ない物語
完結おめでとうございます。
いつも更新が楽しみでした。
学祭で偶然憧れていた画家の響平さんに出会った主人公の冬樹ちゃん。
三人称で書かれる長編小説は、丁寧な表現と言葉によって、独特の世界観があります。
恋愛、友情、家族。どれも複雑なものがつまっています。
簡単に言い表せれない冬樹ちゃんと他の人物の深い繋がり。
綺麗で儚く、そしてどこまでも切ない。
だけどこれだけじゃ言い表せないような、色んな感情が混ざっています。
共感し、キャラクターに感情移入したり、言葉が胸に突き刺さり。
読んでいて何度も涙を流しました。
冬樹ちゃんが響平さんとのやり取りで見せる表情は本当に可愛くて。
でも時にすごく寂しそうな顔も作った笑顔の裏で見えていて。
この物語に登場する主要の男性キャラはそれぞれ良いところがあって、素敵で好きになってしまいます。
ゆっくりだけど、確実に進んでいく物語。
Vol. 2に続くストーリーがこの先どうなっていくか本当に気になります。
素敵な作品ありがとうございました! - 慧
春夏秋冬
毎日、更新を楽しみにしていました。
とりあえず、半分までの完結おめでとうございます。
二冊目も更新追わせていただきます(笑)
この小説はいろんな複雑な気持ちが混ざりあっていて。
"切ない"と一言にまとめることは出来ません。
そして、ひとつひとつの丁寧な表現がとても心に響いて。
さすが、としか言いようがありません。
こんな独特な世界観大好きです!
ぜひおすすめの作品です。 - アトム
忘れたくないのに、君に出会って――
芸大の学祭に友達と訪れた高校生の冬樹は一人はぐれてしまう。
そんな彼女に突然声をかけた『キョウ』と呼ばれる青年はなんと、冬樹が憧れる若き画家・椎名響平本人だった――
出逢えば恋に落ち、すったもんだありながらもいずれ思い合う二人は結ばれるとお思いでしょう。
しかし、この物語そう簡単にはいきませんよ!
登場人物たちを取り巻く環境や感情は、本人が思うよりも強大で思うようにいかない現実。
意地悪したくなるようなうぶで可愛い冬樹が時々見せる憂いの表情。抱えこんだ思いを知れば切なさが募ります。
言葉選びや構成も素晴らしく、何てことない場面も伏線の一つで後からハッとして何度も読み返したくなります。
リアリティーある儚い雰囲気に1P目から吸い込まれ、先が気になって仕方がない。
間違いなく面白いです!
完結する日をとても楽しみにしています。
更新、ゆったり頑張って下さい*
ありがとうございました!