アイリス(yuki)
心優しい本
恐ろしい姿に変化してしまった魔物達、でもそれぞれに悲しい過去を背負っていて・・・
最後のページ近くを読んでいるのにも気が付かないくらいに没頭してしまい、突然ジーンと込み上げてきたシーンは。
どんなに会いたかったか分からない大切な人、赤い本の中で旅するパルティーダをずっと見守ってくれていた人との再会。
読んでいて、涙が何度もなんども落ちました。
地上で最後の一人として残った主人公。
リラを奏でると魔物を昇天させる事も出来る不思議な力を持つパルティーダが、いつかきっと夢が叶って、温かい手のぬくもりに巡り合う事が出来ますようにと祈りつつ、本を閉じたゆきです。
心優しい本を是非皆さまにお読み頂きたいと思います。