月森ゆら
優しく暖かいファンタジー
映画のように情景の浮かぶ物語でした。
世界中でたった独りとなってしまった(かもしれない?)主人公と、旅先で出会う魔物達。
魔物は心を持ち、姿を変える前は人間だった。
その時代、そのエピソードが非常に興味深いものでした。
主人公と魔物(と呼ぶには可愛いアンシー)達との会話もコミカルで笑いを誘い最後まで飽きる事なく引き込まれていました。
ファンタジーは読み馴れていないので、どう評するのが正しいのか分かりませんが、読みやすく、解りやすく面白い作品を読ませていただきました。
特にアンシーのエピソードと、ラストへと向かう酒場でのシーンがとても印象的でした。
おすすめです☆