芙佳
切なく優しいファンタジー
数々の称賛レビューが全てを語っていますが、あえて拙い感想を入れさせて頂きます。
まず文章が素晴らしく上手い。文学的で、それでいて堅苦しくないので読みやすいです。
そして主人公が好きです。世界の終わりを旅する少女…ん少年?中性的な魅力は透明感があり、正義感溢れ、時に弱く、とても強く。
魔物の過去のエピソードはとても切なく、現在の魔物との交流は温かく、
優しさと切なさが溢れるお話。会話の掛け合いが楽しいので、重さを感じさせないところも上手だと思います。
是非ご一読を。
続編期待しています。