みち

世界の終焉
ファンタジーです。
魔物が出てくるファンタジーです。
冒険の物語です。

けれど、魔物たちもただ襲ってくる
わけではなく、背負っていたものが
ありました。
心を開きら解放したら、仲間に、友
達になってくれました。
共に戦い、旅をしてくれました。

それを成しえたのは、世界でただ一
人となってしまった女の子でした。
心を動かすのは、心だと。
心配すること、そして想うこと。
心配されること、想われること。
旅のなかで人間らしく、成長してい
きます。
一人ではできない成長です。
彼女は、世界で最後の一人だけど、
きっとはじめから一人ではなかっ
た。

ラストのお話は、おばあちゃんを想
うと切ないけれど…
パルティーダのお話はまだ、続いて
いくのだと。
勇気をもらえる、爽やかなラストで
した。