桜崎水音

今の社会に必要な作品
ぜひ、
いろんな方々に読んで頂きたい作品です。
描写がリアル過ぎて気持ち悪く思える方もいると思うので、
強制はできませんが。


不器用な少年が必死に小さな女の子を守ろうとする姿、
ツラい目にあっても誰にも言おうとせずひとりで闘う少女。

人が人を想う、
その尊さと、
不器用なゆえに招いてしまったのかもしれない悲しい結末。
そんな過去も互いに持つ教官と少年。
そして自殺を試みる少年を命がけで助けようとする教官。
さらには、
いろんな人の様々な立場からの気持ち。
二人を支えるそれぞれの人物。
読んでいて涙が止まりませんでした。


多分、
読んだ人の数だけ感想というものは存在するでしょう。
この話についてのその感想を、
ぜひ大切にして欲しい。
人間に必要な何かを、きっと感じられることだろうと思います。


長くなってしまってすみません。
作者、井関和美様、
作品完結おめでとうございます!