彼女のすべてを知らないけれど

作者アオイ

飼い猫を亡くし落ち込む日々を送っていた湊に、新たな出会いが訪れようとしていた。命を司る神・ミコトが事の発端だと思っていたが、自分の行いが全ての原因だと知り…!?



日常を塗り替える非日常的な出来事。



“優しくて悲しくて、切なくて。はかない命の温度だと思った”



――春。大学生になったばかりの湊は、クロムの件で落ち込み気味の日々を送っていた。


「この子はどっから入ってきたんだ?鍵は閉めて出たし……」


一人暮らしのアパートに帰宅すると、見知らぬ少女が湊のベッドで眠っていた。


「ウィンクルムちゃんと湊なら、上手くいく予感する!」


神社の神主の息子・然にもらったお守り。


お守りに効果を付与したと言い放つ、命を司る神・ミコト。


「あそこで我が手を差しのべたら、せっかくのフラグがへし折れてしまうだろう」


黒スーツのイケメン神に、現状を面白がられ……!?


楽天的な神と友達に囲まれて、色のなかった湊の生活は少しずつ変わっていく――!?





開始 2013.04.10

完結 2014.06.09


書き直し開始

2013.4.30(火)


2013.12.18(水)

タイトル変更