くるくると時計の針のように…この国の時間は流れていました。変わらないのどかな人々、繰り返しの毎日。誰も知らない…真実がある。とある国の愛と友情の物語。

むかし むかしあるところに


悪逆非道のお姫様がおりました。


愛馬の名前はフォンティーヌ。


絢爛豪華な調度品、


顔のよく似た召使。


すべてが すべてが…


彼女(お姫様)のものでした。。。



ですが、人々はそれでいい…


お姫様が望むなら。


すべてを賭けてお姫様の側に居よう、


そう



思うのにはとても とても深くて




あたたかい絆がありました―




それは それは不思議なお話し。


とある国の、


愛と友情の物語。



少年『スズノ』はこの国へ…


この街へと流れ着いた。


自分の名前以外思い出せないまま…



『お城』に住むお姫様の話を聞くのでした。。。