授業開始のチャイム、


ベタだけど、平凡な日常。


妄想と物語の世界が少女のすべて…


光に包まれ、


少女は戦場の只中に身を投じることになる。


「…どうして…?」

見慣れた人物との邂逅、そこは戦場。


「なぜ、お前が…」

すべては願いを叶える黄金の箱を手にしていたから。。。


「…手を引け、頼むッ!」


ぶつかる刃と刃。


少女は云う。


「…いやよっっ!


……ッ、ここは戦場よっ」


交差する刃、国と国の陰謀…。


どれも非日常的すぎて、けれど確かに存在する。


時は三国志、戦国真っ只中。


ここに魏・呉・蜀の三国在り


祖は天下不武、天下を挿さんと足掻く者なり


黄金の箱…『望箱』


天より降りし箱、


祖は願いを叶えしもの、


覇道を与えしもの、


天の恩恵を…


神の加護なり―


………。