今月の注目作家インタビュー/朝比奈ヨウさん(2020年5月)

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こんにちは、魔法のiらんど編集部です。今回ご紹介する人気作家は、朝比奈ヨウさんです。
ラブコメから切ない恋愛ものまで、幅広いジャンルの小説を執筆する朝比奈ヨウさん。今回はその中から代表作『CHLY』に焦点をあてつつ、朝比奈ヨウさんご自身にも迫っていきたいと思います!



朝比奈ヨウさん

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―はじめて書いた作品はどんな作品ですか?当時を振り返ってどんな思い出がありますか?

現在公開している中だと『オオカミ店長』になります。沢山の方々に応援をいただけた作品であり、初めて完結できた長編でした。もう何年も前になりますが、物語を書くことの楽しさを知ったきっかけであり今の創作の原動力のひとつでもあります。

▽『オオカミ店長』はコチラ

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ーー代表作『CHLY』についてお伺いします!

▽代表作『CHLY』はコチラ

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―作品を執筆された動機、ストーリーを思いついたきっかけなどを教えてください。

とにかく当時書きたいキャラが多くて、じゃあもう全員一気にひとつの作品にいれたらええやん!というノリでした。ストーリーは何年も前から温めていたネタを複数繋ぎ合わせて作り上げたって感じです。主人公、菊子の設定は多分5年ほど前に考えていてお蔵入りさせていたので、無事登場させることができて良かったです。


―完結までの執筆期間やその間の更新頻度を教えてください。

丁度1ヶ月程度でしょうか。できる限り、ほぼ毎日更新していた気がします。ご時世柄、時間が余ったのでできた所業です。


―執筆する上で、こだわっていた部分はありますか?それはどんなところですか?

中盤~最後にかけて、スピード感を増して種明かしを一気に書くように心がけました。最初~中盤にかけては地味に伏線を敷いて、中盤でひとつの秘密が暴かれてからノンストップで秘密を暴いていく……って感じで。多分読み手側からすると、「置いていかないで!」ってレベルのスピードで書いてしまったと反省しています(笑)。


―完結までに苦労されたこと、大変だったことはありましたか?

私はどの作品も終盤を書くことが苦手なので、物語完結直前は書く手が止まりました。もう自分の中では完結してしまっていたので(笑)。 あとは、久しぶりに物語を書いたので、シンプルに文章力がなくて落ち込みました。



ーー普段の執筆活動や作品についてお伺いします!

―普段の執筆時、プロットやメモなどは作成しますか?作成する場合はどのように作成していますか?

物語に寄ります。大体は、ある程度の章・節分けとその節でのイベントを箇条書きにする程度です。キャラの設定を結構練る場合は、ノートに殴り書きしたり、簡単な相関図を書いたりします。


―作品を完結させるまでの執筆期間やその間の更新頻度を教えてください。

本当にものによります。ただ、短期間(1ヶ月程度)で書き上がらないと、永遠に完結しない呪いにかかっています。


―どういった時にストーリーを思いつきますか?

「こんな性格のキャラが書きたい!」っていうところから始まるものが多いです。キャラクターの性格から始まって、詳細な人物設定→それに合ったストーリーを作ります。あとたまにですが、聞いている音楽からインスピレーションを受けることもあります。『オオカミ店長』『Horizontal Dancing』は音楽からのインスピレーションです。



ーー朝比奈ヨウさんご自身についてお伺いします!

―今後の展望は?現在更新中の作品や今後書いてみたいストーリーがありましたら教えてください。

今書きたいものを書ききりたいです。軽めのラブコメが書きたくなったので、今は『スノースタイル』をメインで更新しています。いつかはファンタジーorシリアスめの逃避行・復讐劇とか書きたいですね。

▽『スノースタイル』はコチラ

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―読者のみなさんへのメッセージを!

私は性癖を小説にぶちまけているだけの変態ですが、そんな私の作品を1人でも多くの人に読んでいただいている状況がたまらなく幸せです。いただくコメントは全て暖かく、きっちり丁寧に心の中に仕舞わせていただいています。これからも変な小説を書くことが多くなると思いますが、皆さんのほんの暇つぶしになりますように。


――インタビューにお答えいただき、ありがとうございました。






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