月間小説ランキングTOP10
最新の月間小説ランキングTOP10を発表!人気急上昇の注目作家もご紹介!
2023年12月のうち、読者から人気が高かった10作品をランキングで発表します。
さらに人気が急上昇した注目作家もあわせてご紹介します。
※2023年12月1日~12月31日時点での集計結果より独自の算出方法で作品を選出しています。詳細は非公開です。
2023年12月ランキング
※2023年12月1日~12月31日集計
今月の一押し作品
鳥籠のかぐや姫 上 宵月に芽生える恋
鳥籠の中の少女は、居場所を見つけ光り輝く。美しき和風恋愛ファンタジー!
著者:鶴葉 ゆら
イラスト:セカイメグル
鳥籠の中の少女は、居場所を見つけ光り輝く。美しき和風恋愛ファンタジー!
7つの島邦を帝が統べる金鵄(きんし)国。
その一つ、隠岐野の辺境の里で、かぐやは祖父母である讃岐家の翁と媼に育てられていた。
かぐやは幼い頃から人とは異なる力を持っており、本人も知らぬ間に夜な夜なふらりと邸を抜け出し、気付くとこの国にはびこる妖影(かげ)と呼ばれる魔物を斃していた。
その際にどこからともなく光る弓矢が現れ、髪も金色に輝くことから、気味悪がった翁と媼はかぐやを監禁し虐げながらも、彼女の美貌を見て求婚してくる貴族からの貢ぎ物で私腹を肥やしていた。
かぐやはたまに屋敷を訪ねてくる、兄と慕う錺(かざり)職人の零月(れいげつ)に唯一心慰められていたが、ここからはどこにも行けないと諦め、心を殺して生きていた――。
そんなある日、前帝の子であり、現帝からの信頼も厚い美丈夫、祇王隆勝(ぎおう・たかまさ)が訪ねてくる。
隆勝は妖影を討伐する黒鳶(くろとび)隊の大将をしており、かぐやの異能の噂を聞いてやってきたが、翁と媼からの仕打ちを知り、仮初めの婚姻の形を取ることでかぐやを連れ出す。
かぐやは姫巫女として黒鳶隊に入れられ、中将の海祢(あまね)や少将の凛(りん)といった仲間たちとも過ごす中で、次第に自分の意思を取り戻していくが、同時に厳しくも優しく自分を見守ってくれる隆勝に心惹かれていって……?
美しく心震える、異能×和風恋愛ファンタジーの大注目作!
お疲れアラサーは異世界でもふもふドラゴンと騎士の世話をしています
もふもふ竜とイケメン騎士に囲まれて、イージー&ハッピー異世界ライフ!
著者:鳴田 るな
イラスト:Tobi
もふもふ竜とイケメン騎士に囲まれて、イージー&ハッピー異世界ライフ!
【魔法のiらんど大賞2022小説大賞受賞作!】
突如、異世界に転移してしまったお疲れアラサーのサヤ。
イケメン揃いの竜騎士団に保護され、もふもふな竜のお世話係を務めることに。
竜たちをなでなでしたり、騎士さんを揉みほぐしたり、
ちょっとしたお世話がやたらとありがたがられて……
え、転移特典でゴッドハンドに?
伝説の竜をモフったら竜使(みつかい)の加護まで?
ちょっとこの異世界、アラサーに好待遇すぎません!?
派遣侍女リディは平穏な職場で働きたい 没落した元令嬢、ワケあって侯爵様に直接雇用されましたが、溺愛は契約外です!
有能でマイペースな派遣侍女のお仕事×謎解き×ラブストーリー!
著者:琴乃葉
イラスト:朝日川 日和
有能でマイペースな派遣侍女のお仕事×謎解き×ラブストーリー!
街の派遣所から王城の給仕係として派遣された、元男爵令嬢のリディ。お給金ぶんはきちんと働くが、「地味で目立たずほどほどに手を抜く」のが信条だ。
しかしある日、隠していた語学力が外交官である侯爵・レオンハルトに見抜かれ、直接雇用で彼の仕事を手伝うことになる。追加の報酬に惹かれて始めた兼業生活だが、同僚からの嫉妬やトラブルが降りかかり、リディの日々は平穏とは程遠いものに。
ピンチのたびに駆けつけ、助けてくれるのはいつもレオンハルト。彼に感謝はするものの、注がれる甘い視線の意味には全く気づかず――!?
鳥籠のかぐや姫 下 暁に華ひらく愛
咲き始めた恋、だがかぐやに迫る黒い影とは。美しき和風ラブファンタジー!
著者:鶴葉 ゆら
イラスト:セカイメグル
咲き始めた恋、だがかぐやに迫る黒い影とは。美しき和風ラブファンタジー!
時は金鵄(きんし)国、第33代帝、天誠帝の御世。
都から遠く離れた隠岐野の郡の辺境の里で、祖父母である讃岐家の翁と媼に育てられていたかぐやは、見た目は美しいが幼い頃から人とは異なる力を持っており、気味悪がった翁と媼に虐げられて育てられていた。
自分のせいで仕事を失ったという祖父母への罪滅ぼしのために、貴族からの貢ぎ物を集めるための都合のよい人形として扱われることを心を殺して受け入れ、兄と慕う錺(かざり)職人の零月に唯一心慰められて生きていたが、本当は誰かにありのままの自分を愛してほしいと叶わぬ願いを抱えていた。
そんなかぐやを鳥籠から解き放ってくれたのは――前帝の子であり、現帝からの信頼も厚い美丈夫、祇王隆勝だった。
隆勝はこの国に跋扈する、妖影(かげ)と呼ばれる妖魔を討伐する黒鳶隊の大将をしており、かぐやの異能の噂を聞き、仮初めの婚姻の形を取ることでかぐやを連れ出してくれた。
だが、かぐやは黒鳶隊の姫巫女として力を使うことを望まれ、また別の形で利用されるだけかと落ち込んでいたが、中将の海祢や少将の凛など、かぐやに偏見の目を向けない仲間たちと真剣に任務に向き合う中で、自分の意思を取り戻し、隊の一員として皆に認められたいという新たな願いが生まれるのだった。
厳しくも優しく、いつも自分を見守ってくれる隆勝に心惹かれていくかぐや、そして隆勝も懸命に生きようとするかぐやを愛おしく思っていく。
だがこれはあくまで仮初めの結婚。惹かれあいながらも、それぞれの事情によって2人は互いに一歩を踏み出し切れずにいた。
そんな中、妖影の動きは一層活発になっていく。
どうやら妖影を操る存在がかぐやを付け狙っているようで……?
美しく心震える異能×和風恋愛ファンタジー!