第1回 魔法のiらんど 恋愛創作コンテスト|結果発表

結果発表

受賞作が決定しました

「第1回 魔法のiらんど 恋愛創作コンテスト」は、下記のとおり受賞作を決定しました。
なお、選考についてのお問い合わせには一切応じられませんので、ご了承ください。

選考は、以下の編集部にて行いました。

<編集スカウト部門>
eロマンスロイヤル 担当編集者、ジュエルブックス 担当編集者、タテスクコミック編集部 担当編集者、ドラゴンエイジ編集部 担当編集者、STUDIO koemee 担当編集者、魔法のiらんど編集部 担当編集者

<タテスクコミック部門>
タテスクコミック編集部、ボーンデジタル編集部、ドラゴンエイジ編集部、魔法のiらんどCOMICS編集部

<プティルノベルス&コミックス部門>
プティル編集部(株式会社ハーパーコリンズ・ジャパン)、魔法のiらんど編集部(株式会社KADOKAWA)

編集スカウト部門

応募総数 585作品

編集スカウト賞

  • 賞状
  • Amazonギフト券(Eメールタイプ) 3万円分
  • 編集者からの作品フィードバック

▼ テーマ 2

異世界転生or異世界トリップする女性向け恋愛ファンタジー

〈マッチョ=醜男〉の世界で理想の殿方を求めて奔走——!?

結婚しやがりくださいませ!
〜転生姫は野獣な旦那さま(予定)を逃がさない〜

浅岸 久

選評

屈強なヒーローが筋肉好きの王女に押されるという設定が面白く、またキャラクターが生き生きと動いており、最後まで楽しく二人を見守ることができました。
冒頭の転生者の説明のテンポや、ラストに向けての話の持っていきかたも大変良いです。
恋愛エピソードやヒーロー像の掘り下げなどを追加することで、さらにブラッシュアップできるかと思います。期待を込め、編集スカウト賞に選出させていただきました。

ジュエルブックス編集部 担当編集者

▼ テーマ 3

おとぎ話の常識をくつがえす女性向け恋愛ファンタジー

ガラスの靴が証拠だというのなら――叩き割る! 私は平穏に生きたいの!

灰かぶらない姫はガラスの靴を叩き割る 
~パンの欠片の恩返しでときめきを贈られました~

西根羽南

選評

このテーマでは“伝統的な物語の中では絶対に起こらないような展開で「そうくる!?」と思わせる作品”を募集したところ、本作品では女神の差し出すガラスの靴を「いらない!」と言って拒否するユニークな主人公像が活き活きと描かれており、まさに伝統を覆す破天荒でユニークなキャラクター像に惹き込まれました。主人公のサラは型破りで行動的な性格ですが、それが嫌味になりすぎないように作品全体が常にポジティブでコミカルな読み口にまとまっています。特にキャラクター同士の会話の掛け合いは軽妙でテンポがよく、どのキャラクターも魅力的に仕上がっている点が素晴らしかったため、スカウト賞に選出させていただきました。

タテスクコミック編集部 担当編集者

▼ テーマ 4

「もし自分だったら…」と想像してしまう、ちょっとだけリアルな恋愛作品

──お前、女としての機能が終わってるんだよ。

失恋ルームシェアリング
〜元サレ妻は年下男子に愛し尽くされる〜

景佳

選評

オーバー30のバツイチサレ妻と年下男子のほっこり恋愛模様がかわいらしく、安心して読めました。
読後感もいいのですが、もう少し山谷を足して、年の差カップルを際立たせるために亮司は学生にしてもいいと思います。
設定とキャラがわかりやすくキャッチーで、確実に読者のいるジャンルですので、期待を込めて編集スカウト賞に選出させていただきました。

タテスクコミック編集部 担当編集者

▼ テーマ 5

強烈な個性を持ったキャラクターと遭遇できる恋愛作品

見知らぬ男性に婚約破棄されたことをきっかけに全てが狂い出す

寵愛姫は精霊に愛され過ぎている

月宮 イチル

選評

精霊に寵愛された“寵愛姫”、という設定から「無双もの」かな?と想像しましたが、それを良い意味で裏切ってくれる意欲作でした。読みやすい文体とストーリーライン、視点の転換も巧みで読者を飽きさせません。
また、サブキャラクターたちが活き活きと描かれていることに好感を持ちました。高慢なブラウン王子のように「成敗されて即退場」という役割のみを負わされがちな人物にも目配りがあり、キャラクターへの誠実さが感じられます。
一方で、精霊たちのキャラクターにはもう少しバリエーションがほしいところです。忘却の悪魔・レーテーはエピソード含め素晴らしいので、同様の厚みを与えてあげられるとよいのかなと思います。

ドラゴンエイジ編集部 担当編集者

▼ テーマ 7

読者の感情を大きく揺さぶる恋愛作品

双子の妹めいこは、姉の影。二人に分け与えれるものはすべて姉のもの。

めいこと結びのあかし

風月那夜

選評

哀しき運命の双子姉妹が、不思議な力により、新たな幸せを掴み取る恋愛作品。
双子、忌み子、入れ替わり、格差婚、大正浪漫カルチャーといったエッセンスを交えた筋立てがしっかりしている。
ハッピーエンドを予感させながらも、そこに収束するまでの上げ下げにより、楽しませてくれる。

ただ、6万程度の文字数ためか、個々のキャラクターの掘り下げが十分でなく、共感・感情移入力が足りない。
芽衣胡と證のちょっとした日常から心を通わせる描写がもっと欲しいし、華菜恋の京都での恋も読みたかったところです。逆に言えば「このキャラ達の事を、もっともっと知りたい」と思わせる力があります。
スカウト部門らしく、是非ご一緒に作品を更にブラッシュアップする御供をさせてください。

魔法のiらんど編集部 担当編集者

※テーマ1「キャラクターの強烈な恋愛感情が表現された恋愛ファンタジー」、テーマ6「爽やかな青春恋愛作品」は編集スカウト賞の該当作品なし

奨励賞

※多くの魅力的な作品が受賞候補となったため、一つでも多くの作品に受賞の機会をご提供できればという想いから、新たに設置致しました。

奨励賞受賞の方には以下と選評をお送りいたします。

  • Amazonギフト券(Eメールタイプ) 3千円分
  • 編集者からの作品フィードバック

▼ テーマ 3

おとぎ話の常識をくつがえす女性向け恋愛ファンタジー

今日も僕は、愛しい君の無茶ぶりを聞く

それは無理だよかぐやさん

三矢本

選評

誰もが知っている古典作品「竹取物語」をモチーフとして、主人公を中学生にして、現代の状況に合わせてた設定やキャラクター作りが目を引きました。
ストーリーとしてはコミカルさも有り終始テンポが良く、月乃と立花くんの2人の出会いからラストまで一気に読めました。ただ、常に2人のお話だけなので、例えばコミカライズするとなった場合、作品としての広がりをどうするかを考えないと、読者が飽きる可能性もあるかもしれません。作品にどう肉付けして読み応えのある作品に仕上げるかが、今後の課題かと思います。

魔法のiらんど編集部 担当編集者

選評

人魚が人間世界に馴染みOLとして働いているという設定に惹かれました。全体的にコミカルとシリアスのバランスがとても良く、テンポよく物語が展開するのでラストまで目が離せません。
情景やキャラの心理描写が細かく美しく描かれており、現実に起こりうるのではと思わせてくれる現代ファンタジーでした。
作品は大変面白いのですが小説的な面白さを感じるシーンが多く、例えばコミカライズするとしたらどう落とし込んで魅せられるか、そういった点をぜひご一緒に検討できればと思います。

魔法のiらんど編集部 担当編集者

私を助けてくれた心優しき恩人は、実は私を裏切って陥れた張本人でした!?

鶴は恩を返したい

桜香えるる

選評

「聖なる織姫」と運命づけられた主人公が、「聖なる織姫」の力を持つ異母妹の少女の出現で、婚約が破棄され一族からも追放されたり、助けてくれた下男が裏切り者で、窮地に陥れた張本人でしかも他国の王子で、と王道っぽいファンタジー作品に「鶴の恩返し」をうまく題材として取り入れることで読者を飽きさせない工夫をしており、作品としては面白いと思いました。
ただ、真相を明かすシーンから展開が急ぎ過ぎで、設定を詰め込みすぎな部分があるので、全体のストーリー構成と展開を再考して作品としての完成度を上げてほしいと思います。

魔法のiらんど編集部 担当編集者

▼ テーマ 4

「もし自分だったら…」と想像してしまう、ちょっとだけリアルな恋愛作品

貴方に別れを告げたら、首を絞められた

貴方と彼 あいだに私

美津

選評

ヤンデレ恋愛もの、狂気の恋愛ものの応募作はそんなに数は多くなかったのですが、その中でもこの作品はサスペンス感があって面白かったです。
最後の最後、恐怖で終わるところもよかったです。
康隆と翔眞の行動原理がもう少しわかるといいなと思いました。男性視点が入ってもいいかもしれません。
怖さの演出を絵で見たいと感じさせる作品でしたので、奨励賞に選出させていただきました。

タテスクコミック編集部 担当編集者

選評

設定が面白かったです。 大きな枠組みの入り口だけ読んだような感じがしたので、ぜひ全体像や設定を詳しく伺ってみたいです。
ゲームはもっと作り込んでデスゲーム感を強めると、とがりも出ていいと思います。
絵で読む楽しさの感じられる作品だと感じましたので、奨励賞に選出させていただきました。

タテスクコミック編集部 担当編集者

▼ テーマ 5

強烈な個性を持ったキャラクターと遭遇できる恋愛作品

不可解すぎるのよ

羊頭ドッグ

好日泳(好日)

選評

「登場人物全員ストーカー」という尖った設定と、リズム感と切れ味のある地の文で、ボリューミーながら「読ませる」作品でした。
「ストーカー」という共通の属性を持ちながら、キャラクターそれぞれが独立した魅力を持っており、全員に固定ファンがつきそうだなと感じます。なにより、キャラたちの活き活きしつつギスギスした会話劇が読んでいてとても面白かったです。
後半の展開にはややぎこちなさがありましたが、要所要所で気になる伏線を入れたり、場面に変化を持たせたりと、長編ストーリーとして読者を楽しませる意図が汲み取れて好感を持ちました。今後に期待しております!

ドラゴンエイジ編集部 担当編集者

タテスクコミック部門

募集テーマ
「ひとクセもふたクセもある恋愛」

応募総数 167作品

大賞

  • 賞状
  • 賞金30万円
  • KADOKAWAよりタテスクコミック化検討

生きたくば、妻となり、呪いを解き、俺を殺せ――。

薄命聖女と不死の狼騎士の呪われ婚

ゆちば

選評

ヒロインとヒーローが「死」を挟んで対をなすという設定が、まず秀逸だと感じました。さらに「契約婚」という一見ベタで古典的な枠組みの中に、“やさぐれ”ヒロインと“ツンデレ”ヒーローという現代的な属性を持つキャラクターを入れ込むことで、新たな関係性の物語を生み出すことに成功していると思います。
二人の会話も軽妙さがありながら、きちんと恋愛へと発展しそうな予兆をはらんでいて、「物語の先」を読者に妄想させる作りになっており、二人のやり取りをこの先も見たい! という気持ちにさせられました。
【砂時計の刺青】によって二人の愛情が可視化されてしまうという点も、カラーでの「映え」を見据えて作られていると感じ、タテスクコミックの原作として高く評価させていただきました。

ドラゴンエイジ編集部

準大賞

  • 賞状
  • Amazonギフト券(Eメールタイプ) 1万円分
  • KADOKAWAよりタテスクコミック化検討

純情芸大生×クーデレ芸大生×木彫り!? 奇妙な三角関係ボーイズラブ

木彫りの吉田

ちゃの

選評

「木彫りの吉田」というタイトルだけで、「これはただごとではないな…」と感じさせられました。
「失恋のショックから片思い相手の実寸大・木彫り像を作ってしまい、しかもその像が動き出して…」という「ぶっ飛んだ」設定でありつつ、木彫りの吉田との同棲、本物の吉田とのすれ違い、三角関係・さらには四角関係……とエンタメとしてのツボをしっかり押さえられており、「この作家さんは一体どういうバランス感覚なんだろうか…?」と非常に強い興味を抱いてしまいました。
キャラクターたちが繰り広げるであろうエピソードや、今後の展開などもしっかりと想像ができる造りとなっており、確かな筆力と分析力を感じます。唯一無二の輝きがある作品かと思いますので、準大賞とさせていただきました!

ドラゴンエイジ編集部

にゃんこ記者令嬢×一途な皇帝、二人のやり直しもふもふ純愛ファンタジー

にゃんこ記者令嬢は皇帝陛下の最愛をすっぱ抜きたい!

桜香えるる

選評

猫化というファンタジックな設定を活かしたストーリーにとても興味を惹かれました。
「一日の半分体が猫化する」という奇病にかかってしまったことで、婚約が立ち消えてしまったヒロインが、一度は絶望するも元婚約者である最愛の皇子のために猫化して記者として奮闘する姿には思わず応援したくなりました。そして取材で得た情報に一喜一憂し、恋愛に悩むヒロインの姿には、共感を覚えました。まだまだ先の読めないはらはらドキドキ感、猫化したヒロインのもふもふ感など、ストーリー的にも見栄え的にも今までにないタテスク展開ができそうだと考えています。

ボーンデジタル編集部

荒んだ異世界を婚活アドバイスで救う、お仕事マリッジファンタジー!

こじらせ女子が異世界で結婚相談所を開いたら王子様がご来店されました

たかつじ楓

選評

「婚活」という現代の旬なテーマと、定番の「異世界」をかけ合わせた新鮮さが目を引きました。主人公のアリサに行動力があることで、読者が先へ読み進めたくなるようなエネルギーのあるストーリーとテンポ感に仕上がっている点が特に魅力的でした。コミカライズする場合は、主人公の人物像をより深く掘り下げることで、さらに魅力的に仕上がると思います。ファンタジー世界のイケメンキャラクターたちが一癖も二癖もある「こじらせ男子」ばかりなのも面白く、この男子たちが婚活イベントに参加すると何が起こるのか?という期待が高まり、楽しく読むことができました。作者の発想力の高さを感じる作品です。

タテスクコミック編集部

(……全て、ぶっ壊してやる)

何もかも奪われた純白の聖女は全てを破壊する

やきいもほくほく

選評

異世界に聖女として召喚された少女が、裏切られ処刑後に時間を遡って復讐する話で、流行ど真ん中を狙った作りであるだけに書き手の筆力を問われるテーマでしたが、少女が生贄にされる場面の臨場感や恨みの熱量の完成度が高く、情熱的に仕上がっていました。主人公のサラが召喚されてからの丁寧な描写の積み上げも、裏切りに気づいたときの負の感情を増幅する作りになっています。応募部分は最序盤のシナリオが大半を占めていましたが、その後の復讐劇の顛末や魔王との恋愛の方向性についてもさらにしっかりと語られていれば、大賞も視野に入っていたのではないでしょうか。漫画原作としてだけでなく、小説の形態でも通用する筆力の作品でした。

タテスクコミック編集部

奨励賞

※多くの魅力的な作品が受賞候補となったため、一つでも多くの作品に受賞の機会をご提供できればという想いから、新たに設置致しました。

奨励賞受賞の方には以下と選評をお送りいたします。

  • Amazonギフト券(Eメールタイプ) 3千円分
  • タテスクコミック化検討

住む家も友情も、そして素敵な恋も。私たちなら上手にシェアできる。

シェア・ラブ
~わたしたちのシェア彼氏~

蒼真まこ

選評

高校時代からの友達、という互いによく知っている「仲のいい」間柄の登場人物たちが、一人の男の出現によりドロドロとした沼にはまっていく……誰しもが妄想し、共感を持ちやすい背景を元に描かれるリアリティがまず巧みです。
シェアハウスの住人たちも三者三様のキャラクター設定で、いずれかに共感しやすい仕掛けもあり、掴みはバッチリでした。

一方で、あらすじやシナリオでは描かれていない「響也の目的」がどこにあり、「正体」はなんなのか、によって本作の性質は変わっていくものと思います。
個人的には骨肉系ドロドロを期待してしまいますが、読後感の良さは意識して、最後に主人公たちがどんな答えに辿り着くかを考える必要がありそうです。

魔法のiらんどCOMICS編集部

花咲ける浪漫活劇。軟派を装う有能刑事×素直になれないじゃじゃ馬女学生。

あの子は閣下の掌中の珠

ノザキ波

選評

大正時代を舞台にしたクライムサスペンスであるがゆえに、強烈な色気を放っている作品だと感じました。「瓦斯燈」「煤天狗」「牙彫家」といった単語を配置して、妖しく耽美な雰囲気も丁寧に醸し出されています。
ただ、登場人物の会話にやや情感が乏しく、せっかくの舞台設定があまり生かされていないように感じられました。恋愛という強い軸を生かすには、主人公とヒロインの関係にもっとフォーカスできる構成がほしいと思います。

ドラゴンエイジ編集部

転生マニア令嬢×転生ヤンキー殿下 前世から始まる今世のベタ惚れラブコメ

転生マニアな令嬢はヤンキー殿下にご執心

ゆちば

選評

「異世界転生×ヤンキー」という斬新な設定に心をひかれました。
全体的に明るくハイテンションな読み味で、ビジュアル的な「映え」も十分。コミカライズへの目配りもしっかりなされた作品だと思います。
主人公・マルティナのまっすぐな性格や、ヤンキー殿下・ルディウスの不器用な愛情深さにはとても好感を持ちました。「主体的な主人公」としての魅力を出すことには十二分に成功しているかと思います。
二人の関係性の変化や成長なども期待でき、「この二人の今後を見守り続けたい」と思わせるストーリーになっています。安心して、しかしワクワクしながら読める、エンタメとしての完成度が高い作品です。

ドラゴンエイジ編集部

プティルノベルス
&コミックス部門

募集テーマ「独占欲」
応募総数 104作品

大賞

  • 賞状
  • 賞金30万円
  • 「プティルノベルス」もしくは
    「プティルコミックス」レーベルより書籍化検討

俺と××してください。

はじまりはクレイジー

森田あひる

選評

先の読めない構成とテンポの良さ、魅力的な登場人物達によって、グイグイと物語に引きこまれました。仕事人間のヒロインが徐々に恋に落ちていく過程がドラマティックに描かれつつ、つい意地を張ってしまったり、ヒーローとの何気ない触れ合いにときめいたりと、共感ポイントもたっぷり。また、言動の端々から溢れる、ヒーローからヒロインへの一途で真っすぐな溺愛と、年下君らしい、そして時には雄感のある『独占欲』に思わずキュンとさせられました。メインキャラの2人を波乱に巻き込む他のキャラクター達も意外性があり、ラストは、いい意味で期待を裏切ってくれました。読者を飽きさせない工夫が散りばめられており、ぜひ多くの方に読んでいただきたい作品です。

プティル編集部(株式会社ハーパーコリンズ・ジャパン)

準大賞

  • 賞状
  • Amazonギフト券(Eメールタイプ) 1万円分
  • 「プティルノベルス」もしくは
    「プティルコミックス」レーベルより書籍化検討

幼馴染でストーカーな彼と結婚したら、結婚生活は普通とは大分違って…?

幼馴染でストーカーな彼と結婚したら。

泉野 あおい

選評

溺愛が過ぎるヒーローと、芯の強いヒロインとのかけ合いが楽しく、読みながら、漫画にしたときのイメージがパッと浮かび上がりました。ヒーローに対して拒否反応を示しながらも、ブレない愛情や予想外の一面に少しずつほだされていくヒロインと一緒に、『独占欲』だらけの、個性強めな彼にどんどんハマってしまいました。関係が進む中で、秀才な彼の邪魔になってはいけないと悩みつつ、自分の力で状況を打破する男気溢れるヒロインも、ヒーローに負けない魅力が満載。物語終盤で明かされる、ヒーローの意外な過去には、それまでのコミカルな内容から一点、心がじんわりと温まりました。読後感もとてもよく、読み終えて、幸せな気持ちになりました。

プティル編集部(株式会社ハーパーコリンズ・ジャパン)

第2回 恋愛創作コンテスト
今冬開催予定!

詳細は決まり次第、編集部からのお知らせ
公式Twitterでお知らせします。

魔法のiらんど大賞2022
9月30日まで応募受付中!

KADOKAWAから過去最多の
総勢45編集部・レーベルが選考参加!
大賞受賞作品は賞金100万円+書籍化
またはコミカライズを確約!

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