世界の法則をひっくり返すほどの力を持つ"アルカナ"が存在する世界。世界最大の大きさを誇るオルティア帝国は、他国と戦争を繰り広げていた。そんな中、オルティア帝国はアルカナを戦争に使うことを決める。それにより、アルカナ持ちは強大な力ゆえに化け物として扱われたり、兵器として扱われたりと人間扱いを受けていなかった。帝国の扱いに嫌気がさした愚者のアルカナ持ちであるイレーナ・フォルトと審判のアルカナを持つノア・グレイは帝国に反旗を翻した。
時はたち、主人公であるライリー・クラークは平凡に暮らしていた。しかし、吊るされた男のアルカナが発動して運命の歯車として動き出す。大きな力に翻弄されながらも運命を切り開いていくファンタジー物語。