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とら雪

とらゆき

こんにちは、とら雪です。

幼少より絵や文章を書き、就職後にはまった演劇がきっかけで会社を退職。以来漂流中…。

学生時代の専攻は日本文学。卒論は「万葉集の色について」。

今までやった趣味・仕事・取得資格↓
篳篥(雅楽)、能(謡、仕舞)ベリーダンス、フランス検定3級、漫画家アシスタント、中国茶中級茶藝師、草木染め、オリッシー(インド舞踊)など。
ダンサーネームはMeliha。

noteに能お…

10/21(水) 晴、洗濯だ!

今日は朝から洗濯。その後もう一度洗濯機を回して剥がせる寝具周りを一式洗う。2回目の分は一度に干すスペースが取れないので、きれいめコインランドリーに乾燥機を掛けに行く計画だ!ついでに薄汚れてる白いスニーカーも洗濯機&乾燥機も初体験の計画だ!

と思ったら、シーツ、もとい滑り止め付敷パッドがタンブラー乾燥禁止表示。なにィ〜!うっすら中綿入りで一番乾かなそうな君がタンブラー乾燥禁止ですか?!

というわけで、敷パッド君を着物ハンガーに部屋干しして扇風機を回しコインランドリーへGO!

コインランドリーというと、20年ほど前に住んでいた家賃3万4千円風呂なしアパートから徒歩1分、銭湯の横にあった銭湯の経営している古いコインランドリーを否応なく思い出す。

若い娘っ子であった私は、初めは警戒して1時間弱かかる洗濯を終わるまで、先客2人くらいから吐き出される副流煙を耐え忍びながら読書するなどして傍らで見張っていたものの、1年ほど何事もなく過ごすうち、洗濯物が水没したのを見届けると30分程自宅で掃除などの用事を済ませることが多くなっていた。

ある日、洗濯槽の蓋を開くと洗濯ネットの上に何かが付着している。チューインガムだ。頭が一瞬ひんやりしたあと、カーっと熱くなった。

またある日、洗濯槽を開けると、別ネットに分けて下に入れていたブラジャーの入ったネットだけ無くなっていた。や、あのー、このような銭湯脇にある衛生的とは言いがたいコインランドリーでお洗濯している底辺生活者のですね?下着をですね?持ち去るってどういうことなんですか?目を離した場合何かがあっても知りませんって貼り紙はありますけど、それはお店の免責の話であって、あーたがわたくしの下着を持ち去っていいということではないよ、犯罪です!窃盗!!!てか、さっきも申し上げたけれども、底辺生活者の下着をですね?持ち去るって、対価を置いていけ!幾らすると思ってんだ!!!お金の問題ではないけれども、お金の問題でもある!って、番台のおじちゃんに、せめて防犯カメラ(設置してあるとの貼り紙があり、それらしき機器が実際設置されている。)を見せてくれろとお願いしたけれど聞き入れられなかった。フェイクなの、あのカメラ?

そして、事は三度起こった。
ある日、洗濯槽の蓋を開けると、別々にしたから取られたんだわ!全部大っきいネットにまぜこぜに入れとけば取りようないんだわ!と思って3、4日分の洗濯物すべてを詰め込んだ大きなネットがまるごと、すなわち、洗濯物がすべて消えていた…。

そんなわけで、コインランドリーは色々思い出深い。上記のような思い出だけでなく、見知らぬおじいちゃんからヤクルトを分け与えられたり、日本語のわからない東南アジア系の方が、オ金入レタノニ洗濯ガ始マラナイヨ!と目で訴えてくるのを、うん、あの、これは、蓋閉めないと洗濯始まらないんだよ。って蓋を閉めてみせて目で応えたり、と心あたたまるほんわかエピソードもある。

今のコインランドリーはきれいめ。洗濯洗剤は自動投入だし、乾燥の温度は低温中温高温から選べるし、洗濯乾燥一連で行なってくれる機種さえある。なんて便利なの!エピソードとか始まらなそうだけど、それはそれで快適。
掛布団カバーなどを乾燥する間、スニーカーを洗濯する。2足まで洗えたけどスニーカー1足しか持ってないから1足入れる。螺旋状の大雑把なブラシが洗濯槽の真ん中についてて、え?これで本当に洗えるの?って思ったら案の定洗えなかった。むしろ汚れが広がって型崩れした。ガーンン。気を取り直して20分100円の乾燥機にかけたら乾ききっていない。ガガーンン。

現在、21時36分。
いまだ乾かないスニーカー右足と、乾いたのか乾いていないのか判然としない敷パッドが吊るされているのを眺めながら、コーヒーでも飲むとするか。

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