数年前に日本海で捕れた魚介類を買うことが怖くなってから、産地を確認してからでないと魚介類を買えません。
私のような人が増えてしまったら、日本海を漁場とする漁師さんが困ってしまいます。
2016年に発覚した月城原発の汚染水流出。
放射能(放射性物質)が漏出しているという報道がありました。
その後・・・
昨年1月に、月城原子力発電所の担当機関である韓国水資源発電所は調査を要請され、「原発施設には何の問題もない」と回答しました。
しかしその調査報告書は捏造されていたのだという報道がありました。
韓国のMBCは先月20日、1号機の使用済核燃料貯蔵水槽の外壁に亀裂が見つかり、数年前から毎日7リットルの汚染水が漏れていると報道しました。
今年の6月にも、蒸気発生器の水位計測器の配管で重水漏れをおこすピンホールが見つかりました(2号機)。
3号機では1999年に重水漏れで作業員22名が被爆、2018年にも重水漏れで29名が被爆と枚挙に暇がありません。恐ろしいことに現在まで故障・トラブル数は50回を超えるそうです。
重水にはトリチウムをはじめとする放射性物質が多量に含まれています。
韓国国民はトリチウムには神経質な反応を示します。福島の汚染処理水海洋放出の件でも、トリチウムに焦点をあてて非難していた方が大勢いました。
月城原子力発電所は前々から老朽化が問題視されていましたが、2号機は2026年11月に設計寿命を迎えます。
ところが尹大統領の任期中に、稼働を延期する計画なのだそうです。
韓国の原発問題は、隣国である日本にとっても見過ごせない問題です。
何しろ月城原子力発電所は日本海側にありますし、対馬海流やリマン海流が放射性汚染水を日本海沿岸に運んできます。
日本海の砂浜に漂着するゴミは、ハングルや中国語だらけです。
海洋プラスチックゴミ問題や、処理もされずに流れ着く放射性汚染水……。
日本海を漁場とする水産関係の方々には申し訳ないのですが、怖くて魚介類を買えません。
たとえ買わずに暮らしていても、知らず識らずのうちに加工品を食べてしまっているとは思います。だから尚更、自分で購入する時だけは慎重になってしまうのです。
日本の食品表示基準も抜け穴だらけで、遺伝子組み換えでないと書いてあっても信用性は低いし(2023年4月1日に任意表示が新制度となりますが、義務表示のものに変更はなく、最新技術をもってしても組み換えDNA等を検出できないこともあり、曖昧です)有機野菜の表示についても似たような問題を抱えています。
産地表示もゆるゆるです。
例えば中国のトマトをイタリアで缶詰にすれば、イタリア産のトマト缶になってしまうのです。
原材料のトマトは中国産で、缶詰加工はイタリアだと明記しなくても許されています。100円くらいで売られているイタリア産トマト缶には疑惑の目を向けたくなります。
日本の食品衛生法や安全性審査を掻い潜る悪徳業者や生産者だけでなく、輸入品の食品表示の信憑性など、一度不安に陥ってしまったら何一つ口に入れることができなくなってしまうので、心のどこかでケリをつけないといけません。
鯖などは要注意で、韓国産や中国産の鯖を日本国内の加工所で処理をし、パックの表には大きな文字で小◯原とか国内などと書かれ、その下に続けて小さな文字で加工または加工所と印字されていることがあります。
裏をよく見ると、韓国や中国で捕れた鯖だと書かれていることが多いのです。裏まで細かく読まない方などは、国産の鯖だと誤認し購入に至っているケースも多いのではないでしょうか。
韓国のように、いざ不買運動!というわけにもいかない難しい問題です。
月城原子力発電所の放射性物質漏出問題は、そのまま日本海の汚染に繋がることなので日本政府には声をあげてほしいです(内政干渉だと突っぱねられたとしても)。
私がこの問題を認識したのは2016年ですので、すでに6年経過しています。それよりもずっと前から垂れ流しているのだとすれば、福島の汚染処理水の問題とは比べ物にならないほど深刻なのではないかと思います。
かたい話題でしたので ――――
柔らかく艶やかな大人のメロディーをどうぞ。
💫今宵の1曲
♬男と女
🎼フランシス・レイ
(´ー`*)。・:*:・ポワァァン