愚図

軽蔑する


愚図愚図しているのはいつものことで、PMSとやらも相まってぜっふちょう。パワプロくんだったら大問題だ。
身体が思うようにきかなくてうんざりしたり、鬱陶しく思ったりしながら殆ど縦にならずに過ごす。
苦手なメンソール煙草なんか吸ってみたりなんかして、一体なにを考えているんだろうか、と唸る。
私は大概向き合うだの分かり合うだのは苦手としているところだし、ただそれでも誰かと一緒にいるということに認め合いが必要だということだけは理解している。
しかし我々に必要なものだ、なんて言われてしまうと可笑しくって、本当に?って口にしたくなるのだ。
寄せていこうと思っているらしい子猫ちゃんは相変わらずで、期待を裏切らないなあと俯瞰していた気持ちはどこへ行ってしまったのか、ここ数日の私はうっかり傷付いたりしている。
ブッダが教えるラクな生き方とか読んじゃったりしているのだ。
それでも会えなくてごめんだの明日会えることを楽しみにしていますだの、抱き合うことを首を長くして待っているだのと言われて機嫌を良くしてしまうこと、分かっていてやっているんだかなんなんだか、少なからず私が不満に感じているということだけはきっと、漠然と理解しているようだ。

嘘を吐かなくても生きて行けますようにと、何回も何千回も願っているのに、君に嘘を吐かせているのはきっと、私だ。
君を運命にも特別にもしたくないのは、そうしたものがいつか私にとって疚しいものになるからです。
さよならは嫌だって、口にすることも出来ない。


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