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汪海妹

ワンハイメイ

2019年の夏頃より小説を書いています。

一番最初は主人公たちが高校生から大学生になる頃を扱っていて、その次と次の次はそのまま彼らが親になって大人になってゆく世界を書きました。その後、そのまま作品の中に出てきた脇役を今度は主役にし、以前の主役達を脇役にするという形で、どんどん作品数も増えました。

自分の作品の中で一番読まれている作品は、木漏れ日①というもので、これはリーマンを卒業して起業する…

おはようございます

今週テンペストお読みくださった方、既刊お読みくださった方ありがとうございます。^^

今週の創作の方の活動報告ですが、
ええっと……
本棚を片付けました。

いや、それは、創作活動じゃねえだろっ!って話ですよね。
すみません。だけど、なんというのかなぁ?

この本の中から捨てられる本はどれだろう?と思いながらぼーっと背表紙を見ている時間って結構、自分には大事な時間でして……。大変申し訳ないですが、人から押し付けられた本をソッコー捨てました。

えいっ!

読書の幅は広いですが、共感しなければ流行してても読みません。

今はね、私、可哀想な人なんです。何がって、中国にいるじゃないですか。
電子書籍しか買えない人です。コロナですから。香港まで出られない今、紙の本は手に入らない。
それもあるし、紙は場所とりますからね。最近は買ってません。

しかし、電子書籍で買えない作家さんもいますからね。

日本にも自分の本はありますし、中国では持っていた本を定期的に手放しました。
だから、自分が読む作家さんというのは、これだけではないんですが、

今中国にあるのは、宮部みゆき、東野圭吾、村上春樹、伊坂幸太郎、梨木香歩、湊かなえ、夏目漱石、江國香織、よしもとばなな、上橋菜穂子、三上延、恩田陸、そして、ハリーポッター全巻、あのでかいやつ。

この中で今、捨てたいなと思ってる本、それは、東野圭吾さんのパラドックス13

なぜか。これねー、怖すぎるの。人類絶滅系の話。
……絶滅したくないんです。

あとね。宮部みゆきさんの英雄の書と悲嘆の門。
悲しすぎた。
それと、東野圭吾さんの殺人の門とさまよう刃かなぁ。
これも悲しすぎた。
反対にソロモンの偽証が、6しかないじゃん。
これ、1から5、どうしたっけ?日本か?

夏目漱石はですね。日本に新潮文庫で揃えたんです。学生の時に。
それの三四郎をふと気まぐれで中国に持ってきてます。
漱石は学生の頃に一通り読んで、でも、読み込んではないんですね。
私、よっぽどのことがないと、本を1回以上読まない人で。
こころは好きで、1回以上読んでたと思います。

この前、息子が学校から坊ちゃんの冒頭を暗記しろと言われたと言われて持って帰ってきた。
あの文のリズム。
なんて美しい文章だろうと惚れ惚れしながら見てました。

学生の頃とは違う今、漱石を読めばまた別の色々なことを感じるのかなぁと思います。
三四郎、二度目の読みかけだったな。読まないと。
古いものがそれでも、美しいというのはいいですね。
ことばというのは昔から今まで繋がってるものだ。結局、日本という文化が繋がっているということなんだろうな。

百人一首もいいですね。

瀬をはやみ 岩にせかかる滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ 崇徳院

これ、確か、はいからさんが通るで出てきた歌だと思うんですよ。子供の自分と姉はこの漫画が大好きで、そして、覚えた。違ったかな?

私は結構、愛を直接に声に出して語るよりも、こういう婉曲的な表現の方が好きなんですよね。
もちろんこんな素敵な歌を贈られたなんてことはありませんし、これからもきっとないと思うんですが。
現代にもこういう歌を贈るような言葉ではないのだけれど奥深い愛情表現のようなものを、実はしてるのではないのかなぁ?形は変わっても。

ぱっと見ると、相手の意図が分からなくて。

なに?なんなの?

と思いながら、その心を読む。その相手を想う時間が恋しいですね。

それでは随分無駄話を申しました。素敵な週末をお過ごしください。
汪海妹

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