˙꒳˙ )ノ"ヤホ
今週、サボはじめ、既刊お読みくださった方、ありがとうございました。
<(_ _)>
投稿状況です。
12月 松尾君は絶対勘違いしています
8章 僕たちのサボタージュ 投稿済 4.6万
9章 FirstKiss 執筆中 1万
1月 きみどり②
7章 タイトル未定 執筆予定
あと2週間で今年が終わるのですけど、この書きかけのファ鬼が書き終わるのかしら?
꒪꒫꒪)
ただ、書き始めてみたら割とハマって今週は平日の月曜と火曜も夜小説を書いていたのです。そのままのペースで行けばよかったのですが、水曜日、昔中国に駐在していて何度もお酒を酌み交わしたことのある方が出張で日本から来るのだという。
これ、逃したら下手したら一生会わないなと。
それで、車で片道1時間はかかる場所まで出かけました。
私としては珍しく飲み過ぎにはならなかったのだけど、寝不足になった。
なかなか帰ることができなかったからだけではないのである。
帰りのタクシーで爆睡し、
「着いたよ」
「お」
フラット降りて、フラフラ家に着く。この時である、何かが違うと感じた。それで、酔っ払っているにも関わらずカバンの中を全部ソファの上にひっくり返した。
「ない、ない、ない、なんでだよう!」
そして、真夜中に自宅のソファーで我が身を呪う羽目になりました。
何を隠そう。携帯がない!
酔っ払った頭で考える。カラオケ屋か?それともタクシーか?
タクシーはスマホで呼んだんです。で、そのタクシーが来るのをスマホの画面を見ながら確認してたのだもの。やっぱタクシーだろ。
タクシーの運ちゃんの電話番号!
携帯はなくともIpadがあって、配車アプリはウェイシンの中から使っております。チャットアプリのウェイシンはIPADにも入ってる。
健やかに寝てる旦那のいる寝室に侵入し、揺り起こす。
「ねえ、ねえ!」
「……」
カバとでもこの時ばかりは向こうみずに対決しそうなくらいどんよりと機嫌悪く主人が起きました。でもね、こういう時のために結婚したんだ。主人使って何が悪い。
「カクカクシカジカで」
「バカなの?」
とりあえず怒られた。
「俺だって酔っ払ってタクシー乗るけど、1回も忘れたことないのに」
「彗星のめぐりが悪いんだよっ」
人とは定期的に高価なものを落とす星のもとに生まれついてるんですよ。みなさま。
「でも、さっき降りたばかりだもの。今すぐ電話すれば。ほらっ」
「……」(←眠いのである)
それからがトリッキイだった。つまりは、利用したタクシー。乗るまでは電話番号が簡単に検索できるのだけど、IPADからはできないし、直接電話できない。それで、センターに電話しました。
「どうしました?」
「携帯を忘れてしまって」
「携帯番号は?」
それから、どこからどこまで利用したか、また、前の席に座ったか後ろの席に座ったか等の本人確認があった。それから、運転手さんにつながった。
「なんだよぅ」
「すみません。携帯忘れちゃって」
「ええ?」
システム経由の電話がつながりが悪い。それで、旦那、電話番号を運転手さんに教えてもらって、それから電話を切る。システムの人に直接運転手と話すと言ってシステムの電話は切りました。
どうしよう?どうしよう?どうしよう?
久々に彗星のめぐりが悪かったばっかりに落とし物をした私。心臓がバクバクしてたぜ。
それから、私、なんか、呪われるようなことしてたっけ?と主人の横で考える。
割と占いとか信じる方です。
それにしてもだよ。昨今、スマホはイコール財布でござんす。携帯ないと地下鉄も乗れないぞ。
明日、会社、どうしよ?
「すみません。今いるところからここまでタクシー代を払いますから、携帯を届けてもらえませんか?」
彗星のめぐりについて思いはせる妻の横で現実的な話をしている主人。
そして、運転手さんはわざわざ来てくれることになった。会話の成り行きを見ながら粛々と下に降りようとしていたら
「どこいくの?」
「いや、運転手さんを待とうと思って」
「いいからここにいなさい」
主人が携帯を持って降りてゆきました。それで、ソファーでゴロゴロしてた。ほんというと眠かったっす。しばらくすると旦那が戻ってくる。
「あった?あったよね?」
「次に乗った人が持ってっちゃったって」
おーーまいがーーーー
酔っ払っていたので、一瞬本気で信じました。でもね、もしそんな状況があれば運転手さんが先にさっきの電話でのやり取りで伝えてるはずだから、携帯はあったはずなんですよ。青くなった私の顔を見ながら主人が満足そうに笑ってる。
「ほら」
「……」
そして、来年には買い替えが必要な我が愛するスマホが戻ってきた。
「このっ」
「痛い痛い」
とりあえず、ほっとした反動で主人を軽くはたくと、もちろん携帯に頬擦りした。本当に頬擦りすると油脂成分がくっつくのでエアー頬擦りだ。
「まったく」
それからまた小言をしばし言われました。甘んじて聞く。甘んじて聞いた後に、ワタクシ、暴挙に出ました。
「こんな携帯無くすような女と結婚しない方が良かったね。別の女の人と結婚した方が」
夜中に叩き起こされて、携帯取り戻すのに尽力した挙句この暴言である。やれやれ。妻というのは時々、厄介なペットでございますよ。世のご主人様方。
しかしだな、酔っ払ってるとたまにこういう捻くれたMの独り言見たいのを相方に呟きたくなるものなのである。
次の日、眠いーと思いながら、しかし、予測していたほどにひどくはなかった。
どんなに寝不足で、どんなに枕と離れたがくとも、出勤せねばならない、社会人かなっと。
血の足りない吸血鬼もかくやという不景気な顔でフラフラと立ち上がり、ベッドで寝ている主人を見る。
ふと、反省。昨日、言わなくてもいい暴言を吐いたなと。
「ごめんなさーい」
「なに?」
朝からまた眠りを妨げられる。
どうでもいい話を長々と。
それでは、後少しでクリスマス、そしてお正月ですね。
師走を駆け抜けましょう。
良い週末をお過ごしください。
汪海妹
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