1話
 椿良太は中学3年の冬、佐藤柊夜の駅伝を見たことをきっかけに、柊夜の通う暮津学園に入学、駅伝出場を目指すが、柊夜は元彼女の死をきっかけに不登校になっていた。
柊夜は良太が元彼女、遠藤加奈に酷似していたことで良太を避けるが、良太は柊夜に歩み寄ろうと手製の総菜の差し入れをするようになる。

2話…

 椿良太が初めて佐藤柊夜を目にしたのは中三の冬。駅伝予選会の日だった。家庭の事情で陸上部を引退した良太にとって、柊夜の姿は輝いて見えた。

 その後、良太は柊夜と駅伝に出場することを目標に同じ高校へ入学したが、彼女を亡くした柊夜は精神的理由から不登校となっていた。

偶然にも亡き彼女に似た容姿の良太を柊夜は避けるが、何度も現れる良太に根負けし、遂に登校し始め、駅伝練習にも参加するようになる。

 共に過ごす時間が増えるほど、柊夜は良太に特別な感情を抱くようになり、遂に良太にキスをしてしまう。

 そして、駅伝予選会当日、良太の負傷で途中棄権となると、落ち込む良太を柊夜は必死で慰めた。その後、二人の関係は変化し始め、良太が県駅伝で好タイムを叩き出すと、喜びに溢れた柊夜は良太に告白する。戸惑う良太だったが、その後も共に走ることを選択する。

 かつて、大切な人と走ることを夢見た二人は、共に願いを叶えたのだった。