花の形をした宝石の涙を生み出すことのできる存在、花姫。その花姫の一人である西本ひかりは、引き取られた親戚の家で虐げられていた。役に立たない、紛い物、そう言われ、宝石を生み出すことを強要される日々を過ごしていたのだけれど……。※不定期更新です。この物語は全てフィクションです。

「私のことを、見つけてくれて、ありがとう」


死にゆく心を、身体を、守ってくれたのは、あなただった。