【短編連載】元社畜令嬢、うっかり好意を向けてくれている第二皇子にソフレになりませんかと言ってしまう

作者兎束作哉


「私と、そ、ソフレになりませんか!?」


過労で目を覚ましたらとある伯爵令嬢に転生していた元社畜。

前世で睡眠が取れなかった分、第二の人生は快適な睡眠ライフを送ろうと心に誓ったが、どうやら、転生先の令嬢シエスタ・クエットは厄介事に巻き込まれて意識不明の重体だったらしい。

何とか、記憶喪失になったと押し通したが今度は第二皇子レヴェイユ・フェーリエンはに呼びだされ、恋人関係だったと言われてしまう。

彼には悪いと思いつつもシエスタの記憶が一切無いことから、レヴェイユに恋愛感情を抱けないシエスタは、勢いで彼にソフレになりませんかと提案してしまう。そこから、二人の歪なソフレライフが始まる。


ソフレは恋愛感情を抱いちゃダメ! そう分かっていても、何度か添い寝をするうちにシエスタの感情は変化していき――