ある晩、俺の前に小さな女の子が現れた。突然現れたその子は俺の「妹」だという。その日から俺と彼女の共同生活が始まった。
ある晩、
「わけあって、この子を預かってほしい」
「おい、誰の子だよ」
そいつはチビのくせに、
ウザいくらいに泣かない
月から兎が堕ちてきた――…
2011/02/16-2016/06/17