作品コメント
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- 黒猫うな
持統女帝から‥
絡んでいる女性達‥一夫多妻制だった当時の 女心を追求している最中に辿り着きました。
いつの世の中も男によって左右される女心‥他の作品を読んでいても但馬皇女は自分に正直であり続け‥今の世の中にもある若気の至りを経て 同じ様な気持ちを持った高市皇子とようやく‥ちょっと若気の至り過ぎた自分には涙を誘う人物の一人。
高市皇子が崩御した後‥も明快で読み応えがありました。
また、何度か読み返したいと思います。
素敵な作品をありがとうございました(≧∇≦) - 中ぴ連会長
確かな時代考証に基づく万葉人の恋愛模様
但馬、穂積、高市――登場人物の一人一人が人間的な弱さを持ち合わせており、現代に生きる我々でも十分に共感できる。
そして、それらの人物造形は確かな時代考証に基づいており、この作品のたくましい骨格となっている。
哀切に満ちたラストまで間然とするところのない素晴らしい作品。 - マイマイ
すごい作品でした
私に予備知識がまったくないので、もしかしたら理解しきれなかった部分もあるかもしれませんが、とても楽しめました
そして、とても勉強になりました。
その時代の背景が浮びました
現代の常識とは違うので、但馬達に共感出来ない部分(恋愛の価値観で)もありましたが、それはそれでおもしろいです
そして、今も昔も大して変わらないんだな
と思う部分もありました。
最後はとても哀しく、綺麗な描写で印象に残りました。 - 鋼雅 暁
万葉浪漫!
歴史浪漫いやいや、万葉浪漫だ……悲恋いやしかしこれは純愛でしょう……読んでいる間に、何度もこんな言葉が頭をよぎりました。
但馬皇女や彼女を取り巻く皇子たちのことは知らなかったのですが、わかりやすい言葉で登場人物が描かれ、次々とお話が進んでいくので、いつの間にかとても身近な人のように感じられます。