作品コメント
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- 佐倉
現代社会と戦いながら…
読んでいて、とても爽快で楽しかったです♪
現代社会をベースに主人公が女性であるがためにおかれている会社での立場に対する葛藤や元恋人に対する想いなどが丁寧に描かれていて、すーっと物語に引き込まれました。
あと、個人的に後輩くんの何気ない優しさがきゅんときました(笑) - 瑠愛
爽快!
男の中で、上を目指して頑張る雅。
そして、彼女との距離を少しずつ縮めていく後輩の響。
響のマイペースさと柔らかさが、だんだんと雅の固い心を溶かしていく様が、とても上手に描かれていました。
特に雅のきりっとしたキャラがすごく光っています。
また、テンポの良い物語の展開が、読みやすく感じました。
ラストも爽快な終わり方で、爽やかな読後感が味わえます。
雅と響の距離がもうちょっと縮まってほしかったなぁという想いはありましたが、最後はハッピーになれてよかったと思います。 - 雪風
大人の恋愛
女であるがゆえに、どんなに頑張っても男性が先に昇級していく姿を見る羽目になる、主人公の悔しさから物語は幕を開ける。
後輩の響、元彼の隼人、そして主人公の雅。
無駄の無い描写と台詞により、三人の人物像が容易に浮かび上がるほどに、非常に上手く描かれている。
響の行動に戸惑いながらも、その少しの強引さと優しさから徐々に心を解放してゆく雅の姿が清々しい。
後半、雅が隼人との思い出を清算するシーンでは、簡潔な台詞や表現であるにも関わらず、二人の過去や心情が浮かび上がり、少し泣ける。
そしてラスト一頁を開いた瞬間、「だから、か」と思わず呟いてしまう伏線に、ニヤリと笑みがこぼれてしまう。
短い規定の中で、これほど綿密な物語を描ける手腕は、お見事!の一言。
素敵な作品をありがとうございました。
是非、御一読を。 - 麻井深雪
恋愛ドラマを観ているような
仕事一筋で頑張ってきても、どんどん男性に先に昇進されていってしまうという切ない待遇を受けている主人公、雅。
女性の社会進出が目覚しい現代社会ですが、こういう閉鎖的な会社もきっとまだ存在するんだろうと改めて思いました。
やるせない気持ちの中で近づいて来る既婚者の元彼。
彼にフラつく気持ちなど、心理描写がほとんどないのに雅の気持ちが伝わってくるのはさすがといった感じです。
三人称で視点は雅で通してあるものの、誰の心情にも沿らずに進むストーリーはまるでドラマを観ているよう。
同じ仕事をしている人間が二人も揃って無断欠勤など、社会人として疑問な展開で、そんなことをしでかして、その後すぐに昇格というのはハッキリいって有り得ないと思ってしまいましたが、大人が読んでドキドキするというテーマにはピッタリのお話でした。
ラストはこれからを予感させるような爽やかさで、恋愛だけじゃなく、雅が社会人として報われたところが良かったです。
松本くんとの距離が微妙なまま終わったのは甘さを求める読者には物足りなかったかもしれませんが、雅のキャラが崩れなかったのも好感が持てました。 - やなぎみお
大人の狡さと愛らしさ
大人になると、少しずつ狡さを覚え
そして、少しずつ自分を苦しめる。
そんな時に
松本君のように素直で愛らしい人に出会うったりしたら、自分を解放できるのかも知れないなと感じました。
狡さも弱さもそして愛らしさもある作品でした - 夏伐さやか
リアルなオフィスラブ
他の子と結婚を控えているのに「今でも好きだ」と言ってくる元カレ・隼人。
すごくリアルで“大人”の世界を感じました。
ラスト付近の後輩・松本君との会話も気が利いてて、凝っているな~と思いました。
どこか爽やかな空気の流れる、素敵な作品です。 - ミヒロ
大人の狡さ可愛さ曖昧さ
くわーっ
短編とは思えない読み応えでした!
雅の大人の女性ならではの悩み、隼人の狡さ
『よくある事』かもしれませんね
年下BOYの松本くんのちょっと強引な誘いにドキマギする雅は可愛かったです
それから素直に、好きだ!愛してる!と伝えあえない曖昧さも、大人の恋愛の醍醐味かもしれないですね
素敵な作品でしたーっ - 旬嘉
Vitamin不足
大人になると、単純な事や恋愛を簡単に見れなくなる。
まさに、Vitamin不足のような状態。
それが見事に描かれていました。
結婚してしまった元カレに、折角の企画をプレゼンしてしまう後輩。
大人ならではの関係性。
読んでいて共感出来る部分も多々ありました。 - 清乃
大人レンアイ
今回の企画は「40ページ」という短い規定。
作者様的にはだいぶ書き足りなかったようだが、このミッションを「センスあるセリフ」と「大人レンアイならではの流れ」でひなさんはクリアーしている。
たった一言のセリフでその人柄を想像させ、大人ならではの「1~10まで言わなくとも」な「ズルイ」会話、そうやって無駄のない書き方で見事に「大人レンアイ」を表現している作品だと思う。
特筆すべきは、キャラが立っていること。
今回は特に「松本君」が光っていた。
作者様は隼人の心情をもっと書きたかったようだが、私は今のままがいいように思う。
所詮、といっては何だが脇役なのだし、彼の心理を抑えた分、松本君が立ったのだから、これは成功といえるのでは?
ひなさんはキャラを立たせるのがウマイ作家さんだと思う。
今回の作品では、キャラ立ちもそうだが、「大人ならではのずるい会話」の模様が、ラブシーンがひとつもなくても充分大人の色気を感じることが出来た。
そして最後の“オチ”にはニヤリといやらしい笑みがこぼれる。
規定に見合ったバランスの取れた作品。
オススメです。 - 青島 綺希
面白かった!
響がめっちゃかっこよかったです(笑)
雅が辛いときにちゃんと近くに居るっていうのが
かなりキュンってなりました!
最後の彼女疑惑のオチは
予想できませんでした(笑)。
すごく読みやすくて面白かったです
短編だから当たり前かも知れないけど
一気読みしました~!