ずっと会えないあいだ、私は何度も彼の名前を心の中で呼んだ。
それに青空の下で笑いあった日々を思い出だせば、そっと彼が笑顔を返してくれた。
目の前にいた1人の男性を意識し感じた時、それが私の素晴らしい人生の一部の時間だったと思える。
少ない時間だったけれど、過ごした日々を頭の中で描けば見えた、私の背中を押す光。
ただ、ゴメンとしか彼には言えなかったけれど、私はいつの日か感謝の気持ちを伝えたかった。
私は絶対忘れへんよ。
ずっとあの日々を胸に抱えて――
ずっと
あの日々を覚えてるから――