『自虐史観を検証する』を発表して以来、多方面から大きな反響が起こり、国を憂いた叫びに其の根拠、詳細を聞きたいとの問い合わせが殺到した為・・・

『自虐史観を検証する』(平成二十一年 師走月脱稿) と題した論文を発表して以来、多方面から大きな反響が巻き起こり、識者諸氏からアメリカが占領政策の一環として日本を弱体化するため、そして、中国、ソ連、北朝鮮も 『日本は侵略戦争を起こした悪い国』 と決めつけ、『謀略に踊られされた歴史観』 『日本が引きずり込まれた自衛のための戦争』 との主張に賛同の声が寄せられ、結びに 『最終戦争の危機にある』 『前代未聞の大闘諍が起る』 と結論付け、国を憂いた叫びに、其の根拠、詳細を聞きたいとの問い合わせが殺到した。


此処に其の根拠、詳細を『仏法史観』と題し論じ、仏法の鏡に照らし見た憂(うれ)うる根拠の起因・深因を述べてみたい。