終戦直前直後の物価の推移

作者兜町の欲太郎

『米:一升百八十円。 米穀通帳というものがあって、それを米屋に持っていくと、その値段で買うことができた。 食パン:一斤三十五円。 

品名:昭20年8月以前 ・ 昭20年8月以降


●たばこ(金鵄) ★三十五銭 ★一円      

●鉛筆     ★ 二十五銭 ★五十銭     

●絵具   ★一円三十銭 ★十五円八十銭   

●クレヨン ★四十銭  ★ 四円五十銭    

●鶏卵   ★一円五十銭 ★十五円二十銭    

●サイダー ★五十三銭   ★六円      

●畳の表替え★三円九十銭  ★二十円   

●放送受信料 ★五十銭  ★二円五十銭 

昭和二十年中に物価が銭から円時代に移行して、上記の五銭と十銭紙幣は発行されてもほとんど使用されることはなく、五十銭紙幣、一円紙幣、五円紙幣、十円紙幣が主流になった。