この話は私の大切な恋の物語
もう貴方に触れる事も出来ない
私の悲しい恋の物語
親が再婚して
二つ上の兄が出来た
私の父は刑事で殉職し母と二人暮し
再婚の男性は父の古くからの友人同じ刑事だ。警察のマンションの時に彼の家族との交流もあり、一人っ子同士仲良く遊んでた
向こうは母親があまり家に帰らない夫に
耐えられず子どもを置いて違う男性と出て行った。彼の子どもと私は昔から良く遊んでいて
優しいお兄ちゃんだった。
父が亡くなり母と二人で警察のマンションを出てアパート暮らしをして私が中学の卒業の時に
再婚をしたいと母親が言ってきた。
彼が居たのは知っていた
母の苦労は知ってるから
二つ返事をした。
二人で買ったというマンションに引っ越し
家族が出会う
懐かしいお兄ちゃんがいた。
「よう 久しぶり 元気にしてたか?」
「信二さんだ えっ叔父さんが」
「知らなかったのか」
「うん」「相変わらずお前は」
笑われた。
叔父さんは仕事で母も仕事
高校に通う信二さんと私が引っ越しをしていた
「相変わらず信じられないとよなぁ
子どもに引っ越し任せるってさぁ
良くお前も耐えてるなぁ」
「だってお母さん大変だし
家の事はほとんど私だから慣れてるよ」
「そっか お前は偉いよなぁ」
二人で話していると
「荷物の配置と確認お願いします」
引っ越し屋さんが言ってきた
私服姿の信二さんは大人みたいに
業者さんと会話をしながら手続きを終えていた
「中に入っていいぞ、お待たせ」
そう言って二人で中に入った。
「そうだ 呼び方だけどさ
瑠璃で良いか?」
「良いよ 昔と同じで じゃ瑠璃は信ちゃんでいいの」「まぁいっか 瑠璃は高校何処に通うんだ
電車?徒歩?」
「私は王蘭高校だよ」隣かよ
「えっ信ちゃん東都なんだ 頭良すぎじゃん」
「瑠璃はお嬢様じゃん」
「あっ 仕方ないよう母さんの母校だもん
二人の夢みたいだからね」
「そうか 叔母さんも叔父さんも仲良しだったもんなぁ〜瑠璃はお母さんみたいになれってなぁ」「だよ 迷惑な話だよね」
笑った。
まさか父が事件に巻き込まれ死ぬとは思わなかった。信ちゃんの叔父さんがいろいろ手伝ってくれて、母さんも助かってたと思った
私も信ちゃんに守ってもらってたもんなぁ
ピンポンと来客が来た
「入って」「誰?」
「俺の友達 手伝いに来てくれたんだ
まぁ気にするな」
ゾロゾロと中に入って来た
四人の男性だった
1人は人懐こい感じの人実さんと物静かな悠さんと細身の友さんとがっちりとしてるタケさんと紹介された。
「はじめまして瑠璃と申します」
信ちゃんは「妹だからよろしく
隣の王蘭一年生だって」
「ヘェ〜可愛いね 今度体育祭あるからおいでよ、たまには違う学校見に来るのも楽しいよ」
といわれた
「ありがとうございます 時間があれば
見に行きますね」
そう言って
荷物の整理をしていた。
キッチンのお皿など出しながら片付けていると
「手伝いに来たよ」って悠さんとタケさんが来た。じゃそこのリビングの箱を出して頂いてこの棚の中に入れてもらえますか?
「OK」タケさんが軽々と持ち上げ棚に綺麗になれべてくれてる
食器を出してると「はい」手を出して
棚に入れてくれる悠さん
あっという間に箱が空になり
一時間ほどで片付けが終わった。
箱を片付けで下の捨て場まで
箱をんでくれて
信ちゃん達はそのまま出かけた。
「ありがとうございました
さよなら」と言って
私は家に戻る
部屋に入り荷物を片付けて
明日から通う学校の準備をしていた
時間もまだあるから
夕飯の買い出しにでかけた。
歩いてこ五分ほどでスーパーやお店が並ぶ結構便利なところだ。
「おネェちゃん安くしとくから
買ってて」
ニコニコしながら言われた
引っ越しだから蕎麦かなと思い
和食にしようっと
「じゃ大根と人参とお茄子と…
そう言って八百屋さんにお願いし安くしてもらった。「ありがとうございます」と言って
隣の肉屋さんに「鶏肉とこの豚肉を
とお願いをして安くしてもらえた、
蕎麦を買って家に戻る
天婦羅の用意をして蕎麦の付け出しを作った
19時になりそろそろ揚げる事にして
あげ終わる
「ただいまの声が聞こえた
信ちゃんとお母さんだった
蕎麦が湯がき
ざるに上げて
天婦羅を盛り付けた
テーブルに並べて
ご飯にした。
叔父さんはまだかかりそうだから
ラップして置いといた
私は風呂に入り明日の入学式の為に早く休んだ
朝になり少し早く目が覚めた。
顔を洗って髪をといて
朝ごはんを食べた
叔父さんはまだ寝ていた。
「母さん 今日は休めたの?」
「別に無理しなくて良いからね」
そう言って片付けて部屋に出る支度をした。
「大丈夫だから 後でね」
「うん じゃね」そう言って家を出た