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希望溢れるヒューマンストーリーストーリーの流れとして主人公狩野利通(刑事)は定年を迎える。その夜、息子と酒を飲むことになるのだが。教師である息子は学校のいじめ問題に対して絶望を感じていた。その時、父(狩野利通)のある過去の話を聞かされる。この話で共通することは因果関係です。それぞれが繋がっています。父と息子。それそれが繋がる因果関係。一方の意思とは無関係に伝わらない思い。それが引き起こす悲しい事件。さすがプロと思える作品です。時間を忘れて集中させるストーリーの流れはさすがだと言いたい。そして、希望を膨らませて終わるラストが非常に良いです。過去に辛い経験のある方はぜひこの作品を読んでもらいたいです。きっと希望に繋がる何かが見えてくると思います。エッチな作品ばかりに魅かれるのではなくたまには本格的な小説も如何ですか?