作品コメント
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- だいくす~
めちゃコワ
ただ単に『怖い』だけぢゃなく、『恐怖』に陥った人の視点が良くわかるし、話の流れが解りやすくて、話にのめり込まれた感じがした。
ようするにコワかったですf^_^; - 芹
暗いとこで読めない
あまりに怖くて、暗いところでは読めない!!!!
作者さんの独特な書き方、引き込まれる恐怖………
一読すべきです!!!!!!!! - のっぴぃ
歪み
確かに歪みを感じる。
私がホラーを書こうとした場合、おそらくこのようなストーリーを思い浮かべることはないだろう。
私には思いつけない形で、恐怖を描いた作品に、素直に敬意を表したい。
これから、ホラーを書いてみようとする私にとって、とても参考になった。 - 誤差丸
「携帯小説」としては理想的
いきなりですが、ストーリーはどこか曖昧な気がします。何がしかメッセージを発したいのか、読み手を震え上がらせたいのか、どっち付かずのように思えるストーリーが少々気になりました。
個人的な意見かもしれませんが、こういったタイプの話は「恐怖」を逆接的に「メッセージ」に出来ないと、正直きついかもしれないです。ホラーはある意味、エネルギーの「一点集中」だと思うのです。それを成立させるための諸々の細部の描写も必要ですね。
しかし。「携帯小説」というスタイルを大胆に利用してみたことは、称賛に値すると思います。事実、頁めくりのボタンをクリックする手はなかなか止まりませんでした。その点では戦略で勝利しているとも言えます。
この作品を書いたことによって「携帯小説」の利点や欠点も色々把握できたでしょうし、これは次回作に至る大きな果実ではないでしょうか。実験なくして進歩は得られず、です。
実験精神に満ちた意欲作ですね。 - らくだ
殺人の恐怖、人の心の恐ろしさ
極限の状況に追い込まれた無垢な子供が、平気な顔で「よし、皆で殺そう」と笑顔で決意してしまう。
その淡々とした態度にまず恐怖を覚えます。
それに、笑う赤ん坊、赤ん坊を抱いた女など、ひずんだ世界には恐ろしい登場人物がちりばめられています。
怖いです。一読の価値あり! - 宇宙
人間の歪みに迫る怖さ!
ここで僕のホラーの定義を言わせて頂きます。
まず、絶対に逃げることが出来ない状況。
次にそこから逃げるためにはある条件を達成すること。
次にその条件は普通に考えて達成不可能なこと。
次にその条件を苦労の末、仮に達成しても、結果的に逃げることはできないということ。
それが僕のホラーの定義です。一言で言えば『絶望』と言うものです。
この小説は、上の条件が全て当てはまっていて個人的には大変面白い小説だと思いました。
ぜひ読んでみることをオススメします。
☆が4つの理由は、ホラー小説としては満点。怖さの点で減点ということです。
個人的にはあまり怖くはなかったです。 - 上條シオン
微妙…
主人公達が迷い込んだ先は『生きて帰る為には、誰かを殺さなければいけない』という掟がある別世界だった。
所謂、サバイバルホラーです。
一㌻辺りの文字数は少なく、手軽に読めるという携帯小説ならではの利点を生かし、すらすらと読めてとても良かったのですが、それ故にストーリー構成に中途半端感を感じました。
前半~中盤が長く感じられ、肝心のラスト部が宙ぶらりんに思えたので、前半~中盤の流れを全体的に切り詰めて、ラスト部の『謎の女』や『赤ん坊』、『お姉さん』のエピソードをもっと掘り下げて書いて欲しかったです。
しかし、ラスト50ページ切った辺りからのスピード感に溢れた展開は、とても面白かったです。
文章力もあって、読んでいて何だかこっちまで「痛い!」って思う所も随所に転がっていましたし。
使いどころは難しいですが、カタカナや擬音語などを用いたり、同じ言葉を何行も書き連ねたりして、もっとホラーらしさを出すとより怖さが引き立つかと思います。(結構淡々と読んじゃったので)
今後の期待も込めてのやや辛口感想です。 - 葵 凛香
『殺サナカッタラ 殺サレル』
大人でも危険な状態の世界に迷い込んだ10歳の子供たち。
まだまだ未熟な子供たちに『人を殺す』という大きな決断が迫って来る―。
設定が子供なのがまず新鮮でした。
1ページの文字数が少ないのも手伝って「ここで一旦止めよう」と思っても、思わず先へ先へとボタンを押している自分がいました!
人の心理に迫ってくる恐怖!
人間って怖いなぁ、と感じました。
欲を言えばもう少し経緯の説明書きがあれば納得しやすかったかも。
でも終盤のあのスピードと幕切れのよさはすごくよかったから、それを保つにはしかたが無かったかな? - 貞次シュウ
恐怖の世界観が抜群
三人の少年少女が恐怖のパラレルワールドへ引きずり込まれるという、舞台設定が怖さをあおります。
その中で幼いながらも人間としての本能と葛藤しながらも狂気に巻き込まれてしまう心理的恐怖に鳥肌が立ちました。
次に起こる展開にドキドキしながら恐怖を楽しめる秀作でした。
星は4つですが、理由はやはりストーリーの短さが残念だったこと。
できればまいことの繋がりをもう少し書いて欲しかったですね。 - じょうが あかり
・・・怖い。
ホラー苦手な人は注意です。
1ページの文章が短く、巧みで、どんどん、ボタンを押して話に引き込まれてゆきます。
ボタンをどんどん押すうちに、話もディープになってゆき、
そして、
佳境が終わったと思ったら、
あの衝撃のラスト!!!
最後まで気の抜けないストーリーです。 - 小泉秋歩
じわじわと、怖い。
ホラーが苦手なので、おっかなびっくり読み始めました。
しかし、するするっと読める平易な文章、1ページに詰め込みすぎない文字数、適度な改行と、全くこちらに負担を感じさせない気配りのある文章で、気付いたらあれよあれよと読み進めてしまいました。
章タイトルが、子供の喋り口調みたいな感じで、それが逆に不気味な雰囲気をかもしだしていてイイです。
あどけない子供達が、尋常じゃない状況に追い詰められていく中で、純粋さゆえの残酷さを剥き出しにしていく様子が恐ろしかったです。
突然現れる手など、こちらを驚かせるホラーチックな仕掛けはところどころにあるものの、全体的にはむしろ「じんわり…」と背中に汗をかくような、そういう心理的な怖さを感じました。そしてラストは……!(悲鳴)
最後まで気の抜けない作品です。ホラー好きの方にも、そうでない方にも、オススメです♪
ただ、「地の文」が、ところどころ大人っぽい文章になっているのが気になりました。せっかく10歳の少女の視点で書いているのだから、地の文も子供っぽい言い回しで統一されていたら、いっそう怖くなるのではないかなぁと思ったのですが…。 - ぬこ
やられたっ!ヒイィィィ!!!!(゜ロ゜ノ)ノ
怖いのが苦手なのでちょこっとー・・・とおもってパラパラ。
あっさり読みやすい文体に絶妙な区切り。
気がついたらすっかりいいところに入ってました。
まさにやられた!って感じであっというまに読めちゃう。
なのに、怖い。
ほんとに上手いです!
背筋にじわーっと嫌な汗かいちゃうくらい、くるので、トイレは済ませてから読んでください。
途中でやめられないですよ?