私とプロバスケット選手と奏くんのお話。当時の私は、ずっとプロバスケット選手である彼・新井さんを追いかけていた。好きで好きでたまらなかったのだ。好き故に彼のことでたくさん泣いた。そのたびに、奏くんは側に居てくれた。
だいたい4年間ぐらいこんなことが続き、ある日から自分の気持ちに向き合わなくてはならない出来事が起きていく。
そして、悔しさの涙だが溢れ、心の中に溜まっていたものが一気に解消したのを感じた。
「ごめんね」
遅くなって。好きだよ。好きでは表せないほど愛してる。愛おしい。
こんど、貴方がさまよったら私が迎えに行くから。待っててあげるから。
2回の過ちまでは許してあげる。
「好きだよ。宜しくお願いします。」そっと呟いた。
私はどちらの人を選んだのでしょうか。どちらを選ぶことが正しかったのでしょうか。
すべてこれから先にならないと何もわかりませんね。
ノンフィクションと私の願望が詰まった、おとぎ話。