▶ストーリー概要および物語の設定
公安警察の一人として巨大マフィアの幹部を追うエリート警察官である結城舞奈は、任務中に殉職してしまう。そして彼女は異世界で、戦災孤児の幼女マイナに生まれ変わった。奉公先の屋敷で下僕同然の暮らしをしていると、マイナはある日屋敷を訪ねた貴族に突然皇城までつれていかれ、皇太子ルイに会わせられる。マイナはなんとルイと顔が瓜二つだった。マイナは少年期の彼の影武者として連れてこられたのだ。中身がエリート警察官であるマイナは影武者としての作法を一瞬で覚え、天才少女と言われ、影武者としての役目を終えたあとは女ながら上級官吏として登用してもらえることなる。
しかしある日ルイが犯罪組織に攫われてしまう。テロリストは「皇子を返してほしければ捕縛されている期限までに組織の幹部を解放せよ」と声明を出す。どうして本物のルイがわかったのかという困惑の中、国としては国民の動揺を煽らぬようマイナを本物として「皇太子は攫われていない」というスタンスでいることに。表向き国を挙げてルイを助けに行けない以上、マイナは自分の公安としての力を生かし、影武者である自分の存在を知る数名とともに、期限までにルイを見つけ出すことを決意。