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ルルラ

✦黒歴史✦
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ネットの片隅でジュリリ、チーチーチー(シマエナガの鳴き声)と囀っているだけの長文ブログです。気まぐれ更新🙇‍♀

ムーンショット【カーボンニュートラル・車編】

昨日のブログで北欧風シンプルコーデがどうとか書いていましたけど、原因がわかりました。
被っていた手編みの帽子とマスクが犯人でした!
顔なんて3分の1も出ない、要は目だけですもんね。ちゃんとしっかりばっちりおばさんですので大丈夫です!😁
後から送られてきた写真を見て、自分でも「誰、これ」と思いました。
今月は最低でも後2回の酒席が……呑まないわけにはいかないのです😑。

―――では始めます。
『ムーンショット』というのは、前人未到で非常に困難。けれども達成すれば、大きなインパクトをもたらしてイノベーションを生む壮大な計画や挑戦のことです。

昨年、12月14日――トヨタ自動車がタイのコングロマリット(複合企業)大手、CP(*1)とタイ現地でカーボンニュートラル実現に向けた協業の検討を開始しました。

トヨタは日本国内ではなく、海外で脱炭素に向け動き出したということです。どこまで報道されているのかよくわかりませんが、私としてはトヨタのカーボンニュートラルへの取り組みは、他企業が真似できないレベルにあると思っています。

近年世界ではEV車を声高に推し、内燃機関に背を向けてハイブリッド車でさえも排除する方向にありました。そしてEV自動車製造において遅れを取ったとトヨタをあざ笑う風潮さえありました。

ところが最近になって、EV車が思われているほど環境に優しくないことに気づき始め、水素自動車の研究開発に急ピッチで取り組む国が出てきました。

それでも世界の自動車販売において世界1位のシェアを誇るトヨタに対抗するためなのか、ガソリン車だけでなくハイブリッド車も2035年に販売禁止とすることでEUが合意し、2022年10月27日に正式決定しました。

特許というものに目を向けてみると、ハイブリッド車の特許はトヨタや日本企業が他を圧倒しています。EV車はそうではありません。なにかが透けて見えそうな気がするのは邪推というものでしょうか。

水素自動車技術関連の特許数は日本が世界1位です。ところが驚くことにトヨタが持っている水素関連の特許は開放されています。これは戦略的開放だと思います。トヨタが水素自動車を独占販売したところで世界に水素の基盤が整っていなければビジネスにはなりません。

トヨタは長年、カーボンニュートラルと真剣に向き合っていて、他の国のようにEV車一辺倒ではなく全方位で取り組んでいます。

たとえばEV自動車は製造時にガソリン車の2倍〜2.5倍のCO2が出るだけでなく、リチウムイオンバッテリーの性能劣化&寿命問題や廃棄時の環境汚染問題があります。

すでに中国では廃棄されたリチウムイオンバッテリーの放置により、深刻な土壌汚染という環境問題を引き起こしているという指摘があります。

トヨタは2014年以降、生産工場や物流において、CO2排出を40%も抑えています。これは凄いことです。日本国内ではトヨタがCO2削減に取り組んで結果を出しても、大企業なのだからさも当然と言わんばかりの反応が多く少し残念に思います。

トヨタは車両販売において、EV(電気自動車)・FCEV(燃料電池車)・HV(ハイブリッド車)・PHEV(プラグインハイブリッド車)など、顧客自身で選択ができるようにすべきと考えていて、そのための研究開発を惜しまず努力も重ねています。ところが日本国内のさまざまな規制に泣かされていると聞きます。海外シフト止む無しというところなのかもしれません。

タイ政府とCP(*1)がトヨタのやろうとしていることを理解し全面協力の姿勢を示しているという報道に、歯がゆさを覚えます。タイからすれば自国のカーボンニュートラル実現が進むわけですし、2030年までにEV導入30%を目指しているそうなので”タイトヨタ”との協業は、まさに渡りに船なのでしょう。


北海道では水素の地産地消のような仕組みが動き出しているそうです。家畜の糞尿をバイオガスプラントに集めてメタンガスを抽出し、そこから水素を作り出しています。さらに水素推進系のロケット燃料も作れます。この水素ファームは環境省肝いりの実証事業なので、ビジネスとして全国展開できるようになるのはもう少し先の話ではないかと思います。

トヨタがタイでやろうとしてることはこれと似てはいますが、日本でやるよりも動き出したら早い気がします。

FCEVやFCVを走らせるには、各地に水素ステーションが必要です。
CP(*1)の交通サービス事業が参画して「つくる・はこぶ・つかう」というプロセス全体のカーボンニュートラルの加速に向けて【今すぐできるCO2削減を進める】ことを検討していくという話です。

肝心の水素自動車については解決必須の問題が山積しています。どう解決していくのか興味が尽きません。水素関連情報の今後に注目していきたいと思います。

*1)チャローン・ポーカパン・グループ
   

💫今宵の1曲
♬Billie Jean
🎤Michael Jackson

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