言葉の混乱
『船頭多くして船山に登る』
有名なことわざなので今更ですが、おさらいします。
―― 指図する人が多すぎると、混乱をきたして物事が見当違いの方向に進み、とんでもない結果になってしまうことがあるという意味のことわざです。
ところがわたくし、このことわざを長年、”独自解釈”(物は言いよう其の①)しておりまして。
そもそも船頭の意味を”取り違えて”(物は言いよう其の②)おりまして。
船頭を漕手だと”思い込んで”(物は言いよう其の③)いたんです。
【ルルラ独自解釈】
漕手がたくさんいると、本来水上を移動するはずの船でさえ――なんとまぁ!あ〜ら、不思議。山だって登れちゃう!➡人海戦術(質より量)は、できないと思っていたことができたり、意外な結果を生む可能性がある!
と、めちゃくちゃポジティブな意味だと解釈していたんです。個人的には少数精鋭の方が好きですけれども(笑)。
頭の中では、船のオールが山登りに使うピッケル(なぜか雪山登山)に自動変換されていたりして。
正しい意味を知った時は、本気で混乱しました。
いい意味だと思っていたのに、真逆でしたから(笑)。
長いこと間違っていたため正しい意味には違和感があり、脳に刻み込むのにかなり手間取りました。
私の場合、幼少期の「たまご」から始まっていたような気がします。
どうしても『たがも』となってしまって直すのが大変でした。
もう少し大きくなると「雰囲気(ふんいき)」が『ふいんき』に。
「お騒がせ」が「おさがわせ」あれ?おわさがせ?んぬっ、んっ、、、←混乱。
はあぁ……。
ど、どうやら、いまだに成長できていない模様……。
冒頭のことわざ――。
船頭は私ひとりなのに、混乱をきたしてるってどゆこと?
……単にポンコツなだけ(ボソッ)。
💫今宵の1曲
♬Take Five
🎼Paul Desmond
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