愚図

相対する


山に連れ込んで相対。
馬鹿な頭を放棄して誘い込む。
バンビとか死んだ人間とか悲しい気持ちとか、ぐるぐるわーってしたらわたし。
これではまるでセックスが出来ればいいみたい、と思いながら気持ち良さに額を歪める。
今君は何を考えているのかなあなんて思いながら、大嫌いないつもと違う、をして無理やりシャワーを浴びてやっと整った。
爆発するみたいな心臓と膨らんで窮屈になって締まっていく首元。
息が苦しくてドカドカして、うんざりしながら煙草を吸う。
相談をしてもいい?と言いながら話す君の真意を測りかねて、正しいことなど何もないのだ、と思ったりした。
君が君のしたいようにして欲しいと思うのに、それはきっと私を傷付ける。
一々傷付いているのはどうして?なんて、馬鹿の頭でぼんやり考えるけれど、そんなものはどうしたって分かりきったことだ。
いつかの誰かたちの嫌がる、君の人生に作用しないんだねという言葉。
違うそうじゃなくって、がどこかへ行くように、馬鹿な頭も爆発してなくなってしまえばいいのに。

眠りたい。

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