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汪海妹

ワンハイメイ

2019年の夏頃より小説を書いています。

一番最初は主人公たちが高校生から大学生になる頃を扱っていて、その次と次の次はそのまま彼らが親になって大人になってゆく世界を書きました。その後、そのまま作品の中に出てきた脇役を今度は主役にし、以前の主役達を脇役にするという形で、どんどん作品数も増えました。

自分の作品の中で一番読まれている作品は、木漏れ日①というもので、これはリーマンを卒業して起業する…

(・д・)ゞ‎ あけましておめでとうございまっす!

今週、既刊をお読みくださった方、ありがとうございました。
<(_ _)>

新年早々大変なことが立て続けに起きてしまって、被災者の方の救助と少しでも落ち着いて過ごせますようにお祈りいたします。また、空港の事故の解明が進みますように。

相変わらず予定通りにいかず年が越しちゃいましたが、執筆状況をお知らせします。

投稿予定
1月 松尾君は絶対勘違いしています
   9章 FirstKiss 執筆中 2.8万
2月 きみどり②
   7章 タイトル未定

ファキは全然書いていないわけでもなく、楽しみながらチビチビと書いていました。
今、3分の2は書いたかなと思います。5万字ぐらいで終わるかな?

中国は旧正月が正月休みになりますので、二日から働いておりました。
地震の状況や飛行機事故の続報を気にしつつ働いている途中で、掃除のおばちゃんが机を拭く際にわたしのコップを倒してしまい、コーヒーがPCにチビっとかかりました。

そのチビっとがPC内部に侵入し、電源が入らなくなってしまった。
慌ててレノボの修理店に走る。

「いったい何をしたんだ」
「水かけちゃって」

不思議なヘラのようなものを使って、一般人にとってはアンタッチャブルな領域をパカっと開く修理のお兄ちゃん。

「あ!こんなところにも、あ!こんなところにまで!」
「すみません。でも、私がかけたわけじゃ」
「あん?これが水か?」
「すみません。コーヒーです……」

チビっとかかっただけでも、がっつり侵入してて、しかも水ではなくてコーヒーだったので、腐食が始まっていると、修理のお兄ちゃんに責められた。

「で、大雑把に言っていくらかかるの?」
「これが1800で、これが380、こっちが……」

なんと、3000元以上、日本円で6万円くらい。

「ふぎゃああああああ」
「大丈夫ですか?」

今まで塩対応だったお兄ちゃんがちょっと同情した。

ほんのわずかな出来事で〜

往年のヒットソングが少し歌詞違いで立ち上がる。ショック状態である。
私が悪いわけじゃないけど、入ったばっかりの会社でPC壊して臨時出費3000元である。まだたいした仕事してないのに……。
私が悪いわけじゃないけど、運が悪いのもぶっちゃけ人事考課の対象っすよ!意外とね、印象とか心象で決まる部分の多いもんですよっ!人事って!

プシュー

一時、煙が出る。

パソコンがこーわーれ〜て〜

かなり無理くりメロディにのせて後半を歌っておく。せっかくだからな!
そして、復活。私の仕事辞書には、悪いことほど早めに正確に上司に伝えるというのが載っている。

「すみませーん」
「はい」

修理代を教えました……。

「じゃそれで」
「はい」

ぷつ

電話が切れた後に、沸々ヒタヒタと迫る思い。
コーヒーを飲んでた自分が悪いんじゃ……

……

いや、ちゃうちゃう。仕事中にコーヒーを飲む人なんて世界中におるで!

頭をふるふるしながら、その考えを打ち消す。

私って、なんか人生の中で、電化製品を壊す確率が高いんだよなぁ。
そして、もう一つの暗黒ボックスを開いてしまう。

私の生まれてきた星が悪いんじゃ……

そして、少し異次元な部分で悶々とする。
では、何か?そのことを反省しつつ始末書を書くか?
すみません。直接的には掃除のおばちゃんが悪いのですが、間接的には私の生まれてきた星が悪かったのです。これを反省して、次は電化製品をそんなに頻繁には壊さない星の下に生まれてくるようにいたします。かしこ。

いや、来世になっちゃうな。こんな反省されても会社も困るなと。

やれやれ

そして、PCは粛々と解体され、粛々と修理された。
修理の人に電話をかける。

「一昨日PCを預けたものだけど」
「ああ、はい」

修理番号を教えたりとか、名前を言ったりとか必要かもとドキドキしてました。私、中国語の発音が悪いので、電話で話すの苦手なんですよ。ジェスチャーとか使えないし。しかし、声パスでした。変な中国語話す外国人で一昨日来た人、というので特定できたらしい。

「修理終わりました。ボードを一つ交換しました」
「あ、そうですか」

よ?部品、予定より交換せずに済んだのかも。
そして、安心して電話を切った。週末も開いてるとのことで、週末取りに行く。

金曜日の退勤間際でした。ホクホクしてた。そんな時。

ぶちっ

「よ?」

オフィスの後ろ半分の電気が落ちた。
なんだなんだと壁のスイッチを押す。復活しない。

その時ね、掃除のおばちゃんが掃除機をかけてた。掃除機をかけているのに加えてポットでお湯を沸かしてて、さらに何か使ってたのかな?ヒューズが落ちたようで。でも、それなら壁のヒューズの押し上げるやつを、と思ってあげようとしても上がらない。

「また、おばちゃんがなんかやった」

落ち着いて仕事をしていた上司がもう一度カッカとしてくる。
厳密に言えば、おばちゃんだけのせいではないのですが、間が悪いというかなんというか。

おばちゃんもおばちゃんでなんか星の下に生まれているんだろうか。
しかしですね。掃除をするときに机の上にあるカップを倒してはなりません。
これは注意していれば防げるはずだ。

それでは、来週から仕事始めの方も多いのですかね?
私は使い慣れないMACの旦那のPCで仕事をして能率が悪かったですが、来週からは通常運転です。
それでは素敵なお休みをお過ごしください。

汪海妹

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