日常の一コマ一コマが、すべてとても丁寧であざやかに目の前に見えた気がします。優しい腕に抱きこまれているような、そんなあたたかい文章でつづられていくお話がとても胸に刺さりました。すきです。
この部屋は外の世界とはたったの壁一枚で隔たれているだけだけれども、ふたりのいる空間は確かにふたりだけの惑星なのかもしれない。そんなことを思ったりもしました。
読んでいる私も穏やかで幸福な時間に浸ることができました。読み終えたあと、あたたかさとやさしさで胸がいっぱいになりついこうしてコメントをしてしまいました。
素敵な作品をありがとうございます。