自分に生きている価値はなくて、それでもまだこの時を生きていたくて。「俺と殺し合うのか」───無我夢中になりたくて犠牲にしたのは、 "記憶" 。跡形もなく消え去ったモノをどうやって繋ぎ止めろというのだろう。