女を買ったのはこの世のものとは思えないほどの美しい男。「──手折った気がしねぇな、穢れも知らねぇのか」、安心することに罪深さを覚えて、夜の縁からもう後は、奈落。私達の終着地点はそこだと思う。
心浸す常闇に沈んで、啼けよ。
※短篇です。
不器用を通り越したクズです。ご注意を。