いたって普通の女子高校生、白峰 珠緒【16】のクラスの文化祭の模擬店は、ハロウィン喫茶。当日の衣装の試着など準備真っ最中のところを、【イケメンの皮を被ったけだもの】男子高校生、近衛 円(16)に捕まって…。【え?加筆?今回も真実しか書いてないです】※『まどかな氷姫』のハロウィンSSになります。







「は?なに?文化祭でハロウィン喫茶?………随分急な展か……」




「今回はそういうこと、いいっこなしよ!」




「まぁ、………………。いいけど。珠緒たまお、その魔女の衣装どうしたの」




「いきなりクラスの子に着させられたの。…ということで、まどか!Trick or Treat!」




Trickいたずらで」




「………手に持ったお菓子をあからさまに背後に隠して真顔で答えるの、やめてくれる」




「ちなみに、魔女の同伴サービスはあるの?もしくはお持ち帰りOKとか」




「高校の模擬店を、一気にいかがわしいお店にするのもやめて」






――整った顔を寄せ、至極真面目に尋ねてくる『私の元夫』は、今日も、平常運転である。







これは一風変わった、今は高校生カップルの、文化祭準備期間中のある日のお話。









※『まどかな氷姫』の糖度増し増しハロウィンSSです。

 本編を未読の方でも楽しめるかとは思いますが、より楽しんでいただけるよう、

 読了後に読んでいただくことをお勧めします。

 (若干ネタバレがあるかもしれません…)