▷ストーリーの概要および物語の設定
高校1年生の星川小夜子は怪異と呼ばれるモノたち専門の祓い師として日々過ごしているが、恐怖心が限界を超えると顔から"目"が消えてしまう体質のせいで未だに成果があげられずにいた。
夏休みを目前に控えたある日、口裂け男に魅入られてしまった小夜子。恐怖で固まる彼女の手を引いたのはなんと同じクラスの人気者、青空快晴だった。なんと彼も怪異が視えると言う。ピンチに陥りながらも快晴が小夜子の目となることで無事に祓いを成し遂げる。
初めて遭遇した同志の存在に藁にもすがる思いで小夜子は自分の体質が原因で行方不明となってしまった祖父の捜索を頼み込む。了承してくれた快晴だったが問題がひとつ。「まずは俺に憑いてる怪異をなんとかしてほしいんだよね」と。
祓える少女と視える少年、2人で1つとなった小夜子たちは様々な怪異を祓いながら祖父の手掛かりを集めていく。やっとの思いで辿り着くも、そこにはまるで閻魔大王を彷彿とさせる姿に変わってしまった彼の姿があるだけだった。最強最悪の怪異となってしまった祖父を前に小夜子は祓い師としての真の力が試されることとなる。