矢野硝子(しょうこ)の弟が病気で死んだ。
それからほどなくして、硝子の身体から黒い石が溢れ出すようになっていた。

そんなある日、硝子はアレキサンドライトの瞳をした男に出会う。
アレキサンドライトの瞳をした男は言った。

「待っていたよ、アレキサンドライトの姫」

人には誰しも罪があり闇がある。

それを取り出し宝石に磨き上げる研磨師の物語