作品コメント
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- まさーき
男の不思議な話術にひきこまれる
さめた女のコと、嘘つきな男の間に流れるほわんとした空気。
この、ほわんほわんとした雰囲気が良いです。
いやあ、それにしてもこの男。天然のタラシですね……。
その割には一途なとこもあるようで。
最後の掛け合い、良かったですo(^-^)o - 七瀬
独特な雰囲気∩´ω`∩
物語の雰囲気が独特で、気づいたら引き込まれていましたwwww
設定も新鮮で楽しく読めました(´∀`)
素敵な作品ありがとうございました\^^/! - 夕風初音
新感覚
"占い"を背景に進む話。
今まで読んだ携帯小説はまた違った、独特の雰囲気が全体を通して感じられました。
ラストで普通なら「何か物足りない」と思うところもこの作品は、「これで良かったのだ」と思わせる空気があるような気がしました。 - 楊
引き込まれます
淡々としたリズムで書かれる文章に、いつの間にか引き込まれていました。淡々としているようで、実はすべてに意味があるのではないかと。
詩的な表現にも、さらに引き込まれました。
嘘と言いつつそれこそが嘘なのか、それとも本当に嘘なのか…そんな二人のやり取りも素敵でした。読んでいるこちらまで振り回されてしまいました。
しかし大事なのはそれが嘘か否かではないのだなと。最後の「迷ったときはどちらでも良かったりするのだ」が素敵だなと思い、とても惹かれました。
嘘を禁止されたら私達は少しつまらなくなる、この作品を読むとこの言葉が心に染みますね。 - SHI~NA
気付いたら惹かれてた
不思議と惹かれるタイトル。
淡々とした文章。
曖昧な切り口。
ふと気付いたら出口。
恋を失った主人公が
嘘つきな占い師と出会って
嘘と真実が織り交ざり
そして「始まり」まであっと言う間に駆け抜ける魅力的な物語。
今までにない作品をお探しの方にぜひ読んで貰いたいお話です! - ぐっさん
居心地の良い世界
一定の心地良いリズムで綴られる物語。
シュール過ぎず、リアル過ぎず読み手を優しくその劇中へと引き摺り込む感じが凄く好きです。
淡白な世界観かと思いきや、所々に四季感や彩色も散りばめられていて、作者様のセンスの煌きを感じました。
あと会話の歯切れの良さも自然な感じで好感が持てました。
大野小野の誰も傷つかない嘘は何とも心地よく思わず笑みが零れます。
作者様の他の作品も是非拝読したいです〆 - NAO
果てしなく虚像に近い現実
もし、嘘が禁止されたら、世界は少しつまらなくなる。
この文章がこの物語の世界を物語っているような気がしました。
浅川への想いも、本当に好きだったのかもしれないし、そこまでだったのかもしれない。
偶然の出会いに惹かれたのも、気の迷いだったのかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
自分の中の本当と嘘。
会話の中の本当と嘘。
作品中に常に漂う虚構と真実の意識に、ずっと揺らされていました。
けれど、優しい文章と客観的な淡々とした流れのせいか、その揺れが心地よく、余計に引き込まれました。
ずっと黒を纏った人が初めて見せた、白いへそ。
絶対的に真実な生身の肉体。
この描写で、一気に二人の距離が縮まった気がしました。
大好きな世界観です! - mi-ko
染み込みました。
優しい涙が出そうでした。
読み終わった後に、幸せな溜め息が漏れるような。
久し振りに心の奥まで染み込む、素敵な作品に出会えました。
二人の一見意味のないような。
けれど様々な色が隠れているそのやりとりは、読んでいてとても安心できました。
特にラスト。
二人が出会えた時は本当に幸せで、こんなに短いお話の中にどっぷり浸かってしまえたこと驚きました。
一文たりとも無意味な表現がなく、どの文章もそれぞれの役割を果たしていて素敵でした。
これからも、素晴らしい作品を期待しています(^^) - 花村うる子
詩的
肝心なところに手がとどくまでに
キラキラとした乳白色の
穴の開いた硝子玉を集めながら
長くて華奢な糸に遠し
ワクワクしてわざと遠回りをしたような
そんな気分になりました
行く宛のない散歩を楽しむような
そんな物語でした
喩えや言葉の表現が美しくて
その裏側にもきちんと色があり
薄っぺらくなくて
やるなあと思いました
綺麗でした
素敵な作品をありがとうございました