君がいたから

現実とファンタジーの狭間で……。 現実の世界、仕事を頑張る主人公はOL。 だけど、頑張るのは仕事じゃなく人間関係。 この現代社会で生きるには、気っても切れない関係。 そんな答えなど無い問題に疲れ切ってしまった主人公が、たどり着いたのは「癒し屋」だった。 すっと気付いたら、ファンタジーの世界にさ迷っている主人公の、心理描写が自然で、違和感なく物語りにハマってしまいました。 恩返しって言葉がよぎるような、暖かいエピソードと優しい主人公に読んでいるわたしが、癒されました。 ファンタジーは、あまり読まないって方にもオススメな作品です。

たぁ

2011年3月5日

夢と現実・過去と今 真面目に頑張っている主人公を取り巻く、厳しい環境がとてもリアルに書き記されていました。 そんな中で癒しを求めた主人公の前に現れた‘癒し屋’。 そこで出会った不思議な男の子との、奇妙だけども心地好い時間。 疑問だらけの、夢か現実かも分からない出会いが、過去を手繰り寄せる事で、現在へと繋がっていきます。 最後に彼が残してくれたメッセージと、与えてくれた新たな出会いが、これからの彼女をどう変えていくのか、楽しみですね。 素敵な作品をありがとうございました。