今月の注目作家インタビュー/美和優希さん(2020年2月)

注目作家さんへのインタビューを毎月ご紹介!

作家さんの魅力をお届けします★

 

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『俺以外、こいつに触れるの禁止。【完】』が、「noichigo × 魔法のiらんど」第3回 野いちご編集部セレクト賞を受賞!

著者の美和優希(みわゆうき)さんにインタビュー★

 

美和優希(みわゆうき) さん

 ▽第3回 野いちご編集部セレクト賞『俺以外、こいつに触れるの禁止。【完】』

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Q1.魔法のiらんどを利用し始めたキッカケを教えてください!

最初に利用したきっかけは、当時開催されていた「魔法のiらんど大賞」にチャレンジしてみたかったからです。その後、しばらくご無沙汰していたのですが、また魔法のiらんどさんで活動したいなと思い、今に至ります。

 

Q2.初めて書いた作品はどんな作品ですか?当時を振り返ってどんな思い出がありますか?

初めて書いた作品は『桃色恋華』です。人気バンドのボーカルの男の子とファンの女の子の甘く切ない恋のお話が書きたいと思って書き始めました。もう何年も前の作品なので、今から読み返すと未熟なところばかりだなと思うのですが、今でも自分の中で大切な作品です。

 

『桃色恋華』はコチラ

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――『俺以外、こいつに触れるの禁止。【完】』についてお伺いします!

 

Q3.この作品を執筆された動機や、ストーリーを思いついたキッカケを教えてください!

完璧な美少女キャラを書いてみたくなったのがきっかけでした。完璧だけど、実は誰にも言えずにいる弱みがあって、それをヒーローに知られてしまうストーリーにしよう!と思い、キャラやストーリーの細かいところを組み立てていきました。

 

Q4.完結までの執筆期間やその間の更新頻度を教えてください!

数年前に書いた作品なのでざっくりにはなりますが、完結までの執筆期間は大体2ヶ月くらいだったと思います。魔法のiらんどさんでの公開は、全体の手直しをして、一気に公開しました。

 

Q5.執筆する上で、こだわっていた部分を教えてください!

ヒロインの美姫は男性恐怖症という設定にしていたため、ヒーローの広夢と急に親しくなりすぎないように気をつけ、ストーリー展開も軽すぎず重くなりすぎない、ドキドキできるような作品にしようと常に意識していました。あとは、登場人物の感情やストーリーの展開に矛盾が出ないように何度も読み返しました。

 

Q6.完結までに苦労されたこと、大変だったことを教えてください!

登場人物それぞれの過去や感情、ストーリー全体の流れ等に矛盾が出ていないかを確認して、少しでも違和感がある部分を見つけては練り直すという作業が大変でした。

 

Q7.プロットやメモなどは作成しますか?作成する際のやり方を教えてください!

プロットは箇条書きで書いています。主要なキャラを作って、思いついたままに最初からラストまで箇条書きで書いてから、エピソードを追加したり入れ替えたり、主要キャラ以外の登場人物を動かしたりして、ストーリーのミニチュア版みたいなものを作成しています。箇条書きで書いたものを入れ替えたり追加したりしやすいように、紙ではなくスマホのメモ帳で作成しています。

 

Q8.キャラクターの設定は、どのように決めていきますか?

書きたいストーリーのイメージから、大まかな性格と年齢、弱みや抱えている過去を決めていきます。細かい設定に関しては、プロットを作成しているときに肉付けしていく感じです。

 

Q9.読者のみなさんとのコミュニケーションは活用していますか?

なかなか読者の皆さんとコミュニケーションを取ることまではできていませんが、Twitterをやっています。レビューや感想は、いただいたもの全て嬉しいです。なかなか自分の作品がどう見られているのか分からないので、一言でもいただけるととても励みになります。

 

Q10.今後書いてみたいストーリーや展望を教えてください!

これからも恋愛ジャンルのストーリーを書いていきたいですし、ライト文芸やキャラクター文芸といったジャンルにも興味があるので、そちらもどんどんチャレンジしていきたいです。あとは、初めて書いた作品『桃色恋華』には本編続編、そして姉妹作は『甘い復讐─トラワレタ果実─』とあるのですが、思い入れが強いわりに初期の作品のためとても未熟なところが目立つので、より良い作品にするためにこれらの作品を大幅にリメイクしていきたいです。

 

Q11.読者のみなさんへのメッセージをお願いします!

はじめまして、こんにちは!美和優希と申します。恐らく私のことを知らない方が大半だと思いますし、少し前に今の著者名に変更したため何となく知っていたけどピンと来なかったという方もいらっしゃるかもしれません。まさか自分がインタビューを受ける日がくるなんて、恐らく自分が一番驚いています。このような貴重な機会をいただけて大変嬉しく思います。

ここまで読んでくださった方、そして私の作品に興味を持ってくださった方、すでに作品を読んでくださった方、全ての皆さまにこの場をお借りして御礼申し上げます。これからも少しでも多くの皆さまに楽しんでいただける作品をお届けできるように努めていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

―― インタビューにお答えいただき、ありがとうございました。

 

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