こんにちは、魔法のiらんど編集部です。今回ご紹介する注目作家は、シチュエーション共通小説コンテスト第1弾「結婚+愛されてるのは私じゃない」で、作品『オタク御曹司と実写化花嫁【完】 』が最優秀賞を受賞したrinoaさんです。
▶rinoaさん
―魔法のiらんどをご利用されたきっかけを教えてください。
もともとは読み専でした。小説を読むことが大好きで登録したのですが、登録当時は『キミノ名ヲ。』『ワイルドビースト』『恋情ブラスト』など多くの作品に夢中になりました。執筆を始めたのはだいたい二年半程前です。
―はじめて書いた作品はどんな作品ですか?当時を振り返ってどんな思い出がありますか?
『bordercolor(ボーダーカラー)』という不良ものです。他の作家さん達に刺激され、自分でも書いてみたいと思い書き始めました。当時は読者0でも書き上げるんだ!って気持で書いていましたが、毎日更新していたら少しずつしおりやファン登録が増えて、それを確認するのが楽しみでした。
ーー代表作『オタク御曹司と実写化花嫁【完】 』についてお伺いします!
▽代表作『オタク御曹司と実写化花嫁【完】』
―作品を執筆された動機、ストーリーを思いついたきっかけなどを教えてください。
「愛されているのは私じゃない」という設定でいかに自分の個性をだせるかなと考えました。というのも、キュンキュンしたり切ない物語を書くのが不得意で、どうやったらこの設定でコミカルにできるかな、と(笑)ヒーローが愛する相手も、人間だと他の作品に埋もれてしまう。じゃあ二次元にしてしまおう!というノリでした。
―完結までの執筆期間やその間の更新頻度を教えてください。
締切二週間前に突如設定を思いついて、一日五千文字!よしいける!という変なテンションで毎日更新していました。おかげで執筆期間は10日あまりです。
―執筆する上で、こだわっていた部分はありますか?それはどんなところですか?
ヒーローの自由奔放な性格が、身勝手な勝手な男に思われないよう、可愛いと思って貰えるように意識しました。主人公が徐々に惹かれる心情も、強引にならないように気をつけました。
―完結までに苦労されたこと、大変だったことはありましたか?
漫画の原作コンテストということで、登場人物や世界観の描写、一万文字に山場、メリハリ、スピード感ある展開、色んなことを意識しなくてはで、どれも初挑戦だったため、毎日うんうん唸りながら書いていました。
ーー普段の執筆活動や作品についてお伺いします!
―普段の執筆時、プロットやメモなどは作成しますか?作成する場合はどのように作成していますか?
ノートに手書きだったり、携帯のメモ機能だったり、その時に目の前にある物を活用します。
―作品を完結させるまでの執筆期間やその間の更新頻度を教えてください。
長編でも、数ヶ月で完成させてます。せっかちなのでしょうか、短編なら一日から数週間です。書くの速いねと言われることも……。
―どういった時にストーリーを思いつきますか?
日常の場面場面で、あ、良い!と思ったところからぶわーっと妄想が膨らみます。あと最近では仲の良い作家さんとプロットを話し合っていると、さらによい展開が浮かんだり。
―キャラクターの設定は、どのように決めていますか?
名前、性格、年齢を決めてから、家族構成や通っている学校や仕事などをふわーっと決めておきます。あとは物語を書きながら固めていく感じです。
―ご自身の作品で特に思い入れのある作品をひとつ、教えてください。
『それでも君と』です。
―『それでも君と』について、それに対する思い入れの度合いや、あるいは作品のアピールポイントを教えてください。
二つめの作品です。15万文字ほどの物語なのですが一ヶ月ほどで書き上げ、完結から一年後に突如ランキングに食い込んでくるという奇跡の作品です。不良×ロミジュリ設定という自分が大好きな設定を盛り込みました。
▽『それでも君と 』はコチラ
―ご自身の作品で特に思い入れあるキャラクターをひとり、教えてください。
『bordercolor』の一色碧です。
―一色碧について、そのキャラクターに対する思い入れの度合いや、ここを見て!といったポイントがあれば教えてください。
『bordercolor』という一作目の物語の主人公です。この子からすべての世界が広がり、物語がいくつも作られていきました。とても大切で、女神のような存在です。
ーーrinoa さんご自身についてお伺いします!
―読者のみなさんとのコミュニケーションはどのように活用していますか?または、これまでもらったレビューやお手紙で、一番うれしかったメッセージはどんなものですか?
お知らせはTwitterかブログでしております。コメントはすべてに目を通して全てが大切なのですが、一作目で一番最初に感想を貰った時の喜びは今でも忘れられないです。最近嬉しかったのは、作品を一気読みしてくれた方が実況中継のようにコメントを入れてくれたことです。今そこを読んでいるのかと、何処でどう感じてくれたのかがよくわかり、コメントが入る度にニヤニヤして、一日中ご機嫌で過ごしました。
―今後の展望は?現在更新中の作品や今後書いてみたいストーリーがありましたら教えてください。
プロットの難しい異世界やファンタジーに挑戦したいです。あとは、あやかし系が好きなのでもっと表現力をつけたいなぁと思っているところです。あ、夏にホラー初挑戦します。
―好きなものやハマっていることなどがあれば、教えてください。
最近イラストも始めてみました。創作って楽しいですね。
―読者のみなさんへのメッセージを!
コメントやスタンプ、SNSでお声をくださる皆様、いつも本当ほんとーーーにありがとうございます!みなさまのお陰で、毎日執筆も楽しくて仕方がありません。日々コメントに飢えているのでさらにさらに募集中です(笑)
――インタビューにお答えいただき、ありがとうございました。
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