ある休日、行ってみよう、と急に思い立ってパンケーキ屋に来てみたは良いが、入口で急にお一人様が気になってしまい入れなくなってしまった銀二。中を扉の前から覗いてみたり、外に置いてあるメニューを見てみたりして、なんとか中に入ろうと勇気を出そうとするが、やはり入れず。そんなことをしていると、同じようなことをしている人物がいることに気付く。お互いに、あれ? となり、「あの……」と声を掛け合う二人。話を聞いてみると、やはり考えていたことは同じで、名前も聞かずに一緒にパンケーキを食べることになる。そして、美味しくパンケーキタイムを楽しんだあと、二人は普通にさよならをする。しかし、「楽しかったし、今後もこんなことがあれば……」とお互いに連絡先を聞きに戻りことになる。それが、神童と銀二の出会いだった。
それからというもの、未だにお互いの名前しか知らないが、タイミングが合えば一人ではいけないところに一緒に行く休日を過ごしている。
これはそんな二人の休日を覗き見したお話。