【♪♪♪魔法のiらんど 小説大賞の予備選考を通過しました♪♪♪】
大正風の異世界に住む蘆屋小町と、現代の世界に生きる小野小町。
少女の魂は不定期にその二つの体を行き来する。
蘆屋小町は伯爵家の令嬢で、魔導士。
元日の朝、急遽、憲兵司令官である叔父に呼び出された彼女は、英国大使館で起こった怪事件の話を聞かされる。
なんでも大晦日の深夜、一等書記官が無残に惨殺され、唯一の目撃者である大使閣下のお嬢さんは悪魔を見たと……。
亡くなった祖父から教わった魔道の極意と、自身が編み出した猫魔法を駆使して帝都に巣食う悪を討つ。
片や、現代の少女、小野小町は普通のサラリーマン家庭で暮らす普通の女子中学生。
「こっちの世界じゃ、ゴロゴロ寝正月するんだ♪」
そう、考えてた筈が……いい加減な姉のせいで、正月三が日は巫女バイトする事に。
そして、そのバイトの帰りに、デカくてキモイ猿が……。
「コイツ、絶対普通の生きた猿なんかじゃ無い！大正の世界でバイオレンスした分、自堕落に過ごそうと思ってたのに……何この洒落怖展開は！」
＜96話に付いて＞
こちらは、魔法のiらんど小説大賞向けに書き下ろした最終話に成ります。
本来はまだお話しが続くのですが、規定で完結させる必要が有った為、複線回収と切り良くお話を締めくくる為に用意した物です。
もし、続きに興味がお有りの方がいらっしゃいましたら、カクヨムの方でも連載しておりますので、覗いてやって下さい。
＜現代：不思議の町の小町＞の章からが、その続きと成ります。
魔法のiらんど版の96話とは、またチョット違う展開で、お話しが続きます。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054897450738
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